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2021.11.30

私が会計士の仕事を好きな理由⑦

皆さん、こんにちは!

東京事務所、入所11年目、マネジャーの角 真一です。
これまでに主に卸売業、製造業、ソフトウエア業を中心に上場監査、IPO業務を経験し、パブリック業務も関与する等、幅広く経験を積んできました。
間接業務では、リクルート委員、アサインメント担当、コミュニケーション担当、IPO業務開発等を行っています。
趣味・特技はサッカーです!5歳の息子と3歳の娘がいます。

そんな私の会計士人生とこれからについて、Twitterで11月の「私が会計士の仕事を好きな理由」を担当しておりましたが、ブログでも改めてお話したいと思います。

はじめに

「私が会計士の仕事を好きな理由」のブログでは、太陽監査法人に勤務する職員が、月ごとにバトンタッチしながら、公認会計士が従事する様々な仕事との出会いや、仕事に対する熱意・魅力についてなどのお話を通して、公認会計士の仕事が好きな理由をお話しします。

公認会計士は、業務上知り得た情報に対する守秘義務を負っており、受験生の皆さんが公認会計士から詳細な業務内容を聞くことが出来ないことや、主たる業務である会計監査には専門的な用語が存在することから、受験勉強中は公認会計士がどのような日常業務を行っているかについて中々イメージし辛いのではないかと思います。

このブログを通して、このような公認会計士の様々な魅力を皆さんへお伝えしたいと考えています!

↓↓↓これまでのブログはこちら↓↓↓

私が会計士の仕事を好きな理由②
私が会計士の仕事を好きな理由③
私が会計士の仕事を好きな理由④
私が会計士の仕事を好きな理由⑤
私が会計士の仕事を好きな理由⑥


私が会計士の仕事を好きな理由

受験仲間と切磋琢磨した大学時代

私は高校のときに会計士の社会的使命に感銘を受け、会計士を目指すことを決めていました。
大学入学後すぐに学内講座に入り勉強を始め、その学内講座やゼミで素晴らしい仲間に恵まれ、お互い切磋琢磨しながら勉強を進めていました。
息抜きと言いながらサボってしまい思い通りに結果が出ないこともありましたが、仲間と励まし合いながら緊張感を持って勉強できたので、ハードな試験も乗り越えられたと思います!
これは仕事もそうですが、誰と一緒にやるか、何のためにやっているのか考えることで「楽しく」できるのかなと思いますね。

スタッフ時代の幅広い経験、主査業務で成長を実感

スタッフの時は、主に上場会社の監査やIPO業務に関与しました。
業種は卸売、ソフトウエア、製造、不動産、パブリック等、多種多様なクライアントに関与し、会計士としての視野が広がりました。

色んな会社に行けるというのが会計士としての醍醐味であり楽しい部分だと思います。

修了考査合格後はシニアスタッフに昇格し、主査業務が増えてきます。
まずはIPOの主査からスタートして、上場会社の主査もやるようになりました。より会社からの相談に主体的に対応する場面が増えたのでクライアントに貢献している実感、やりがいを感じました。
ここから会計士としての能力は飛躍的に向上したと思います。

私自身、主査に丁寧にレビューしてもらえることが多かったので、スタッフへのレビューはより成長につながるようなアドバイスを心がけていました。
指導の際は、「教え過ぎない」ということを意識しています。会計基準や監査基準の一定の理解はあるはずなので、まずは自分で考えて自分なりの答えを導き出すこと、受験で得た知識をどう実務に結び付けるか、その過程の楽しみを奪いたくないですし、指示待ちになってしまうと全く成長に繋がらないと思っています。

IPOで上場を2社経験

2020年には2社の上場を経験しました。
コロナ禍で色々と大変でしたが、クライアントへの貢献と達成感、会計士として一番やりがいを感じる瞬間を味わえたと思います。
IPOは「日本経済の健全な発展に寄与する」という会計士の使命そのものと考えています。上場監査と同時にやることで収益認識基準等についても説得力のあるホットな知識・経験をIPOに生かせます!

今の私

直接業務では現在、上場会社5社(統括主査3社、主査3社)、会社法2社(統括主査2社)、IPO1社(統括主査)、パブリック2社(主査2社)に関与しています。
業種も卸売業、ソフトウエア業、製造業(産業用PC、家電、化粧品)と幅広く関与しています。パブリックはサッカー系の団体です。
マネジャーとなってからは業務開発、アサインメント担当等の間接業務も増えてきました。

監査チームでは統括主査としてより俯瞰的に業務を見渡すとともに、主査の育成に力を入れています。
プロジェクト管理に時間と頭を使えるようになったので、より効果的かつ効率的な監査をするための工夫を心がけています。

「専門性」とよく言われますが、どの業務も幹となる本質は同じで枝葉の部分が違うだけだと思います。会計士というパスポートを手に色々な業務、業種に関与して違いを楽しみ、自分に合うものを見つけて、より楽しい会計士人生を歩んで行くことをおすすめしたいです。

将来の私(これからのキャリア)

今、具体的なキャリアが描けているかというとまだはっきりと見えていない状況です。強いて言うなら会計士の使命に照らしてIPO業務に強い会計士でありたいと考えています。

「会計士」として色々な業種や業務に関与し、仕事自体が楽しく、やりがいを感じています。
会計士の社会的使命に感銘を受け、会計士を目指したところからブレずに、純粋にそう思えるのは日々の成長実感、楽しい仲間、雰囲気の中で仕事ができているからかなとも思います。

今までのキャリアを振り返ると、希望を通してもらったというよりも、仕事の「縁」を大切にして、打診された仕事は断らずにまずやってみるというスタンスで築いてきました。
一つ一つ丁寧に、目の前の仕事を全力でやる中で思いがけない楽しさや、やりがいを感じて成長してきたと思います。
これからも職階が上がったり、新たな出会いで見える景色を楽しみに日々成長意欲を持って取り組んで行きたいと思っています。

太陽では部門レスで様々な業種や業務の経験ができるので、まだキャリアプランが固まっていない人にはとても良い環境です。
また、具体的に決まっている人でも、やってみて違ったなと思ったらすぐに方向転換できる環境でもあります。
キャリアを選べる、自分で創れるのが会計士という職業の魅力であり、それを存分にできる太陽で多くの方に成長していって欲しいです!