SUPPORT
SYSTEM
働き方支援

一人ひとりが理想のワーク・ライフ・バランスを実現できるように、
支援制度を充実させ、より良い環境づくりにも積極的です。

柔軟な働き方をバックアップする
「子育て支援制度」

個々人が望むキャリアや働き方を実現するサポートの一環として、多彩な子育て支援制度を設けています。
ライフスタイルの変化に合わせて、ワークスタイルも柔軟に変えられる組織を目指しています。

女性育児休業取得率実績
100%
男性の育児休業取得者も年々増加しています。
女性育児休業取得率実績
100%
育児のための短時間勤務も活用しながら復職しています。
産前産後休暇/育児休業
産前6週間、産後8週間の休暇取得が可能です。
育児休業として、1歳のお誕生日前日まで取得可能、状況により2歳まで延長可能です。
保育園紹介サービス
企業主導型保育園の空き状況の確認や見学・入園申込ができるサービスの利用が可能です。
短時間/柔軟な勤務
小学校卒業まで最大2時間の勤務時間短縮ができます。また、勤務日数の短縮、業務量の調整、時間外勤務の制限等、柔軟に対応します。
子どもの看護休暇
有給で年間10日間、看護に充てられます。小学校ご卒業までが対象です。※1
出産祝い金
本人または配偶者のご出産の都度、支給します。
ベビーシッター
利用費用補助
ベビーシッター利用にあたり、利用料を補助します。

※1 なお、看護休暇は一般的に”無給”ですが、当法人では子育てへの支援を強化するため”有給”としています。

豊岡 良平

2011年入所 / マネジャー

入所以来、上場会社(製造業、運輸業、小売業等)や金融機関、学校法人、IPO準備会社の主査など、幅広い業務に従事。2021年10月に第一子として長男が産まれ、その際に育休を取得。

周囲の理解や協力のおかげで、妻と育児の苦労を共有できました。

男性の育休は過去にも法人内で少なからず事例があり、スムーズに取得できました。もちろん担当業務の調整等は必要でしたが、取得できたのは協働するメンバーが快く受け入れ、支えてくれたおかげです。妻と育児の苦労を共有できたことは、本当に良かったと思っています。周囲にも時短勤務をしながら家事・育児と業務を両立しているスタッフなど様々な環境で働いているメンバーがいますが、それぞれが置かれた環境を理解し、認め合える価値観があることで、多様な働き方を実現できていると感じています。

辻村 敦子

2019年入所 / スタッフ

2013年10月会計士登録。2020年3月より第一子の産休・育休を取得。2021年4月に復職後は、時短勤務・在宅勤務を主に、製造業・IPO準備会社等の監査に従事。

育休復帰後はスタッフ業務に専念。子供と過ごす時間を大切にできています。

妊娠期間中は、体調を優先して「週4勤務」「近郊往査」「スタッフ業務」で働けるように配慮していただきました。また、産休前から育休後も事務局のバックアップがあり、安心して復職できました。職場の先輩ママたちとの交流も心の支えになっています。子どもの病気で休むことも多く、主に「時短」「在宅」で勤務を続けながら家事・育児を両立させています。定期的に面談で気軽に相談できるため、今後はライフステージに応じた働き方を模索していきたいと考えています。

アフターコロナのワークスタイル
「在宅での働き方」
Tomohiro Tamura

リモートワークが推進される一方で、そのデメリットや弊害を心配する声を耳にします。
そこで、太陽監査法人ではリモートワークをどのように位置づけているのかを説明し、皆さんの疑問や懸念にお答えします。

田村 知弘

2007年入所 / 東京事務所・札幌事務所長 パートナー

Q.往査しなくても監査はできるのでしょうか?
業務の質やクライアントとの信頼関係は保てますか?
A.監査できますし、信頼関係も保てます!

ビジネスの世界では、電子メールやWeb会議システムなどの便利なIT環境が普及しています。今やリモート環境で入手不可能な情報や資料はほとんどありません。100%リモートでの監査は困難ですが、多くの作業をリモート化することは理論上可能ですし、実際にできています。例えば、私は遠方のクライアントを担当しており、コロナ禍以前は2時間の会議を行うために往復7時間の小旅行をしていましたが、Web会議を活用することで空いた7時間を業務に集中でき、質はむしろ向上しました。コロナ禍が浮き彫りにしたのは、「リモートで可能なことはリモートで。往査でしかできないことは往査で」というシンプルな論理です。リモート環境を活用してリソースの再配分を行い、往査でしかできない重要な業務はしっかりと往査する。そうしたメリハリを意識すれば、業務の質は高まり、ひいてはクライアントからの信頼感も高まると考えています。

Q.研修やOJTなど、成長の機会が減り、そのスピードが落ちませんか?
A.いいえ、むしろ成長のチャンスです!

太陽ではe-Learningシステムを活用し、必要な研修はリモートで視聴や参加が可能です。また、MicrosoftのTeamsを使った参加型のディスカッション研修も充実させています。監査現場においても、Teamsを活用することで、「いつでも、どこでも、誰とでも」容易にコミュニケーションをとれる環境が整えられています。もちろん、受け身の姿勢では成長の機会は少なくなるでしょう。ただ、皆さんが自ら考え、発信し、情報を取りにいき、周囲を動かそうとするなら、これほど適した環境はありません。IT技術の発達が単純作業を駆逐した後の世界では、様々な利害関係者から情報や意見を引き出し、検討し、伝達・説得・交渉できるコミュニケーション能力の価値が、相対的に上がります。リモート環境を活用して、新時代に相応しいコミュニケーション能力を持った真のプロフェッショナルになりませんか?

Q.コロナ禍の終息後は、リモートワークを減らし、
業務スタイルや働き方は元に戻ってしまうのでしょうか?
A.元に戻ることはありません!

「時間や場所にとらわれない新しい働き方の推進」のために、リモートワークは今後も活用していきます。それと同時に太陽では、職員同士の信頼関係の構築・維持も重要視しています。部活などの課外活動、事務所で顔を合わせての業務、同期との集合研修など、リアルな交流も織り交ぜながら、リモートのメリットが最大となるバランスを追求していきたいと考えています。何事もバランスが大事ですから。

Case

「主査」と「ママ」を両立できる働き方です。

「主査」と「ママ」を両立できる働き方です。

内田 裕子

2021年入所 / 東京事務所
シニアスタッフ

Q.リモートワークで不安を感じますか?
他法人から転職したばかりで、コミュニケーションに不安があったものの杞憂でした。Web会議システムで顔を見ながら業務ができ、すんなりと監査チームに溶け込むことができました。
Q.リモートワークがもたらしたメリットは?
育児しながら主査を担当できているのは、時間の融通が効くリモートワークのおかげです。子どもたちが保育園から帰ってきた後、寝るまでの時間を一緒に過ごすことができています。
1日の標準スケジュール
9:00
子どもの保育園送迎
9:30
在宅勤務開始、メールチェック、スタッフへ指示出し
10:00
調書作成
12:00
自宅で昼食
13:00
調書作成
14:00
スタッフからの相談対応
16:00
進捗確認、クライアントへの質問取りまとめ
16:30
在宅勤務終了
17:00
子どもの保育園送迎
18:30
夕食

働く場所を「地元」に移しました。

働く場所を「地元」に移しました。

大石 雅人

2015年入所 / 東京事務所
スーパーバイザー

Q.リモートワークで不安を感じますか?
全く感じませんね。Teamsの有効活用によって新人スタッフとも密にコミュニケーションをとれていますし、上司の状況もPCで確認できるのでタイムリーに報告や相談などができています。
Q.リモートワークがもたらしたメリットは?
今年、東京から地元の静岡に引っ越しました。クライアントへの往査のため月に2、3日ほど東京に出ることはありますが、特に就業環境が変わることなく業務を続けられています。家族やペットと過ごす時間や趣味に費やす時間も一段と増えました。
1日の標準スケジュール
8:00
モーニングルーティン(情報収集など)
9:15
在宅勤務開始、メールや作業予定を確認
9:40
当日アサインチームとのリモートMTG
12:00
自宅で昼食
12:30
ペットの鳥たちと触れ合う
13:00
チームの作業状況の確認
15:00
マネジャーやパートナーとの進捗リモートMTG
17:00
アサインチームの進捗報告を受領
18:00
資料の更新、関係各所への質問送付
18:30
明日の予定を確認、在宅勤務終了

「自分のため」に時間をたくさん使えます。

「自分のため」に時間をたくさん使えます。

兎澤 理央

2021年入所 / 東京事務所
スタッフ

Q.リモートワークで不安を感じますか?
入所時から在宅勤務でしたが、Teamsを活用して上司や先輩方が積極的に声をかけてくださいました。業務で困ることもなく、初対面の方とも緊張せずにやりとりができています。
Q.リモートワークがもたらしたメリットは?
身支度の時間が無いため、朝は余裕を持って過ごせます。通勤するよりも疲れにくく、仕事に集中できるので業務の効率化につながっています。勤務終了後すぐに家事ができたり、趣味・勉強に時間を割けるので、ワーク・ライフ・バランスが充実しました。
1日の標準スケジュール
9:20
在宅勤務開始、メールや作業予定を確認
10:00
チームMTG
11:00
調書の作成
12:00
自宅で昼食
13:00
資料の格納、調書の作成
15:00
上司に調書のレビューを依頼
18:00
資料の更新、クライアントに質問
19:00
在宅勤務終了

働き方の多様化に応えるための
「業務効率化への取り組み」

個々の監査チームが最大限のパフォーマンスを発揮できるように、
監査業務推進室を中心に業務の効率化・生産性向上に向けた様々なプロジェクトを推進しています。

監査業務推進室

シェアード・サービス
Shared Services

データ加工や資料間の整合性のチェック、確認状の発送・回収等の作業を集中的に対応する専門部署を設置。監査チーム全体の業務負荷軽減および効率性の向上を行っています。

RPA
Robotic Process Automation

RPAの活用により、財務データの整理、分析用データの作成、照合作業等を自動化し、監査業務の生産性向上・品質向上に取り組んでいます。

AI
Artificial Intelligence

AIを利用した業績予測データを監査チームに提供し、企業環境の理解に役立てるほか、会計上の見積りの監査にも利用。監査チームと共同で効果的な監査手続の立案等を行っています。

データ・アナリティクス
Data Analytics

データ・アナリティクスの手法により、大量の仕訳データや取引データを分析するための準備・統合・加工・分析・レポートを一貫して実施。不正の兆候把握のためのリスク分析など監査実務に活用しています。

クライアントとのやり取りを、
より円滑で正確なものにする取り組みを推進

常に進化し続ける業務の効率化