

FEATURE 02
IPO業務への関与
若手にも託されるIPO業務が、
「本物の会計士」へと
一早く成長させてくれる。
石川 資樹
2007年入所 / 東京事務所 パートナー
CAREER
2009年
- 上場会社の現場責任者を担当
- 現場責任者としてグローバルに事業を展開する東証1部上場会社を担当。あるべきガバナンスや企業経営の在り方を学ぶ。その後、海外を含めた幅広い業種の上場会社の監査業務、IPO準備会社の監査業務などにも従事。
2014年
- IPO業務開発を担当
- 上場会社の監査で培った経験を活かしてIPO準備会社を指導。経営者や証券会社、投資家と接する機会が増え、視野とともに会計士としての能力の幅を広げていく。
2019年
- パートナーに昇格
- 上場会社の監査、会社法監査、IPO準備会社の監査の業務執行社員をバランス良く担当。IPO業務開発リーダーとなり、多くのIPO準備会社を支援する。
2021年
- 監査グループ長を兼務
- 東京事務所の第2監査グループ長となり、グループ経営に関与。コロナ禍での監査環境の改善、職員のキャリア形成のサポート役を務める。


入所する監査法人に求めた「条件」
未来の日本経済を支えるIPOマーケットで活躍したい。そのためにも、経営者の目線で企業を見ることができる会計士になりたい。そう考えていたので、一早く現場責任者を経験でき、IPO業務にも関与できる監査法人を探していました。また、監査業務だけではなく、アドバイザリー業務を通じて経営者に直接アドバイスを行い、直に相談される存在になりたいという想いもありました。太陽に入所して15年目を迎えますが、自分の思い描いていたキャリアを形成することができています。IPO業務は、税務ベースで行われている会計処理の扱いや、内部統制の整備や運用などについて助言を行うなど、指導的機能をより発揮する必要があります。上場会社の監査現場で経験を積み、企業のあるべき姿を数多く学んできたからこそ、的確なアドバイスができる今の自分があると思います。証券会社や必要に応じて投資家と協議が必要なケースも多く、IPO業務でなければ話す機会をもてない方々との接点もあるため、今後も会計士として業務の幅を広げられると期待しています。
「企業」の成長を通じて「会計士」としての成長を実感
現在日本を代表する有名企業も初めはスタートアップ企業から、IPOを経て、今の日本経済を支える企業にまで成長しています。IPO業務を通じて今後の日本経済を支える企業を輩出していく支援ができるということは、社会的役割期待の大きい業務だと思います。IPOを目指す企業は、経営者や社員の年齢が比較的若く、活気に溢れており、上場という一つの目標に向かって一緒に頑張ろうと意欲が自然と湧いてきます。経営者から直接多くの相談を受け、同じ目線をもってビジネス戦略やリスクを考えてアドバイスできることは、大きなやりがいであり言葉に表せません。次々と革新的なテクノロジー、商品サービス、ビジネスモデルが生まれており、それらをマネタイズした企業が今後も数多く出現するでしょう。どのような戦略で成長していくのか、プロセスを間近で感じることができるのもIPO業務の魅力です。企業の成長を支援できることは、会計士として成長を遂げる大きな糧になりますし、国民経済の発展にも寄与することができると考えています。


なりたい自分を描ける「高い自由度」
決算書だけの監査をしていては、価値ある本物の会計士とは言えない。企業経営に関わる会計以外の領域についても知見をもち、的確にアドバイスできる必要がある。そう私は考えています。企業経営やガバナンスのあり方、ステークホルダーが求めることを理解できる。大きな成長が見込めるマーケットや産業に対して、嗅覚をもちながら経済全体を俯瞰できる。このような能力を身につける上でもIPO業務は非常に有効だと思います。太陽では、上場会社から金融、パブリックまであらゆる業界に監査を通して関わることができます。海外で経験を積みたければ、18カ国24拠点に広がるジャパンデスクに駐在することも可能です。私は、自由度の高い監査法人こそ最も成長できると考え、太陽を選びました。なりたい会計士像を想い描きながら、自身のキャリアプランに基づいて業務を選択できる。このような監査法人は他にはないと思っています。ぜひ皆さんも太陽で、価値ある本物の会計士を目指してください。