Ayako Tanaka / Tomoko Nakase / Shiho Omata Ayako Tanaka / Tomoko Nakase / Shiho Omata
CROSS TALK 02

女性座談会

ライフステージに応じて自分が望む働き方を選ぶ。

田中 綾子

2021年入所
東京事務所 スタッフ

前職までの社会人経験を活かし、理想の働き方を目指して成長を重ねているところです。

パティシエとして勤務したのち、医療事務を経て、太陽監査法人へ入所。入所後はソフトウェア、ブライダル業の上場会社の監査を中心に、幅広い業界の監査業務に従事。また、医療事務の経験を活かすため、入所前より希望していた医療法人の監査業務にも携わっている。

小俣 志穂

2003年入所
東京事務所 スーパーバイザー

仕事のペースやチームでの役割を柔軟に変えながら、4人の子育てと両立させています。

入所後、上場会社監査やIPOでさまざまな業種を担当。2009年の結婚・出産後から約10年間、時短勤務を選択。2019年に1男3女の母として、育児休業から復帰の際、主査担当のためフルタイム勤務を選択。現在は、主に社会福祉法人と投資法人の主査を務める。

中瀬 朋子

2016年入所
東京事務所 パートナー

転職や人生のイベントを経験してきた会計士として、働きやすい環境づくりに注力しています。

証券会社、大手監査法人を経て太陽監査法人へ。産休・育休を2度取得し、復職時の不安や両立の困難さを自ら体験。また、多様な経験や価値観を持つ人財が法人に所属することで、法人運営に多くのプラスの影響を与えることを実感し、その存在の貴重さ・重要性を痛切に感じている。

多様性を受容する文化が根付き、ライフステージの変化に応じて
周囲の理解や協力を得ながら望む働き方を柔軟に選択できる。
そのことが太陽監査法人で働く女性のキャリアを築き、男性が多い監査業界のなかでも生き生きと働ける礎になっています。
どのようにワーク・ライフ・バランスを整え、成長を続けているのか。年次や経歴が異なる3人の本音に迫ります。

個々の期待や想いに
応える職場があり、人がいる。

会計士という職業の印象や、
太陽に入所した理由を教えてください。

田中
私が会計士に魅力を感じたのは、個人としても活躍でき、自分にしかできない仕事ができると思ったからです。
中瀬
なるほど。候補は他にもありそうですが、なぜ会計士に?
田中
手に職をつけたいと思い、最初は専門学校を卒業後パティシエに。2年間務めましたが体調を崩してしまい、その後は医療事務に転職しました。
小俣
どれも専門性の高い職業ですね。
田中
ただ、長く働き続ける自分を想像できずに退職しました。打ち込める勉強や目標を探す中で家族から簿記を薦められ、通った職業訓練校で知った仕事が会計士だったのです。
小俣
私は、働く母の背中を見て育ちました。相手に依存するのではなく、自分の力で生きていく術も身につけようと考え、それに相応しい職業として浮かんだのが会計士でした。
中瀬
私が会計士に興味を持ったのは、学んでいた経済学部で目指す友人が多かったからです。資格を取得することに魅力を感じたものの、当時はゼミや体育会での活動など学生生活を満喫していましたので、卒業後は証券会社に就職しました。そして仕事をしながら資格取得の勉強をしようと計画していましたが、中途半端な状況では結果が出ないと思い、数年後に退職して受験勉強に集中しました。合格後は大手監査法人に再就職し、10年間勤めた後に太陽に転職しました。田中さんはなぜ太陽を選んだのですか?
田中
前職が医療事務だったので医療法人に関与したいと思っていました。内定を頂いた中で、太陽の関与数が非常に多かったことが、入所の決め手になりました。
小俣
私は現在3つの社会福祉医療法人に主査として関与していますが、パブリック業務は太陽の強みだと思います。
田中
就活時に入所後の仕事の想像がつかないと話していたのを覚えていてくださり、イメージしやすいよう、私のために「こんな医療法人や会社がありますよ」と日程表を作成してくださったことには驚きました。熱意を感じましたし、人財を大切にする監査法人だと思いました。
小俣
私の志望動機は、補習所で太陽に勤務する方と知り合ったことです。いつも楽しそうに仕事や職場のことを話してくれたので、選んで間違いはないと思いました。組織の良さって、働く人を通して見えたりしますよね?
中瀬 
そう思います。私も採用担当の方にいろんな職階や年齢の方を紹介してもらい、お話をお聞きしました。大手監査法人から転職する目的が、仕事と家事・育児を両立できるような働き方にすることだったためです。お話を通してワーク・ライフ・バランスを大切にしながら働けることを確認できましたし、何と言っても人柄が魅力的な方ばかりでしたので、太陽への入所を決めました。

働き方の選択肢を増やし、
望む働き方を叶える柔軟な組織。

働いてみた印象や、
望む働き方ができているかを聞かせてください。

田中
第一印象は、温かい人が多いということでした。親身になって相談に乗ってくださいますし、繁忙期で私の様子がいつもと違うと、周囲の皆さんが気づいて「大丈夫?無理をせずに言ってくださいね」と声を掛けてくださいました。
中瀬
普段から自分を見てくれていると安心できるし、嬉しいですよね。
田中 
そうですね。社会人を経て会計士になったことも良かったと思います。新卒の同期が多い中で当初はコンプレックスを感じていましたが、前職で培ったコミュニケーション能力や立ち振る舞いが、チームで監査業務を進める際に活きていると思います。
小俣
太陽には多様性を受け入れる文化がありますし、自分自身も多様な職員の一人としてキャリアを歩んできました。というのも、私は太陽で育休を初めて取得した会計士で、4人の子どもの出産育児を経験しながら働いてきたからです。仕事との両立が難しい時期は時短勤務をさせていただき、敢えてスタッフを希望してチームを支えました。
中瀬 
主査として復帰されたのはいつですか?
小俣
4人目の育休から復帰した後です。「主査をやりませんか?」と声を掛けていただきました。復帰後のプランの中に一切なかったことで、不安はありましたが、自分を信じて引き受けたいと家族にも相談しました。キャリアの選択肢が増える提案をしていただき、私の会計士人生を豊かにしてくれたところに、太陽という組織の素晴らしさを感じます。
中瀬
私も自分に合った働き方にしたいという当初の目的は達成できましたし、その後も業務や立場に応じて柔軟に変えることができました。法人の周りの方に支えられ、家族の協力も得ながら、結果としてパートナーまで昇格できたと思います。
田中
中瀬さんも育児中は時短勤務をされたのですか?
中瀬
私の場合は時短勤務をせず、代わりに残業はしないという取り決めのもとで業務に臨んでいました。
田中
両立の仕方も多様なのですね。自分が同じ状況に置かれても相談できる方に困らないので心強いです。

多様な人財とキャリアの
モデルケースが集まる監査法人。

今後の目標や、
女性受験生の方へのメッセージをお願いします。

田中
まだ具体的には決まっていないですが、パティシエという経験を活かしたいなと思っています。
中瀬
面白そうですね。シニアスタッフに昇格すれば副業が許されますし、太陽だからこそ目指せる自由な働き方だと思います。
田中
こうした発想ができるのも、様々なバックグラウンドや人生観を持つ方が周囲にいるからだと思いますし、社会人経験がある方ほど太陽はフィットすると感じます。
中瀬
好奇心旺盛な方は仕事を楽しめると思います。太陽は関与できる業務の種類や機会が多いので。
小俣
早く成長したい方にも薦めたい監査法人です。監査チームの規模が大き過ぎないので、若手の頃から自ら考える力が養われますし、困った時に相談しやすい距離の近さも魅力だと思います。
田中
それはものすごく感じます。
小俣
私は現在コミュニケーション担当も務めているのですが、女性職員の一人が産休に入りました。自分の経験を活かして、彼女が仕事復帰する際にはしっかりサポートしていくつもりです。
中瀬
私も人生のイベントを経験してきましたし、太陽一筋で走り続けてきたわけではありません。多様性を備えるモデルケースとして、皆さんと一緒に働きながら進路を示していければと思っています。

Off time…オフタイムの過ごし方

メリハリのある生活を!(中瀬 朋子)
脳に酸素を送り込むため、週末はトレーナーの指導を受けてプライベートジムで体を動かしたり、山や海などの自然の中に身を置くようにしています。また気分転換でふらりとよしもとのお笑いライブを観に行きます。
ホットヨガでスッキリ・・・そして乾杯!(小俣 志穂)
週末はホットヨガで汗をたっぷり流して、疲れもストレスも吹き飛ばします。その後は、料理好きの次女が作ったおつまみ各種がお待ちかね。お気に入りのワインとともに乾杯。幸せな時間でエネルギー満タンにします。
オーブンが大活躍の休日(田中 綾子)
最近はパン作りにハマっており、休日は朝からパンをこねています。翌日に往査や事務所アサインがあれば、お菓子を作って持って行ったりしています。お菓子を食べながら、皆で和気あいあいと楽しい時間を過ごしてます。