Tatsuhiko Hanai / Yuki Sawa / TomohirroTamura / Kaede Tanaka / Keiji Shigenaga
CROSS TALK 01

地区事務所 若手スタッフ座談会

太陽だからこそ得られる「成長実感」とは。

名古屋事務所

花井 達彦

2021年入所
スタッフ

東京事務所

澤 優輝

2021年入所
スタッフ

札幌事務所

田村 知弘

2007年入所
パートナー 札幌事務所長

大阪事務所

田中 楓

2021年入所
スタッフ

中国・四国事務所

重永 圭志

2021年入所
スタッフ

働く会計士にとって 「人財育成法人」となることを掲げる太陽監査法人。
地区事務所では、経済圏が抱える特有の事情や課題が働くモチベーションをもたらし、
職場を挙げて行われる成長支援が個々の成長スピードを高めています。
その実感値について若手スタッフに語り合ってもらいました。

地域の特性や地元への愛着が、働きがいを生む。

現在携わっている業務や、地区事務所で働く魅力について教えてください。

田村
皆さんは現在どのようなクライアントや案件に携わっていますか?
重永
主なクライアントとしては、上場企業では製造業、金融業務では信用金庫、パブリックでは国立大学があります。中四国事務所は担当エリアが広く、私は広島、徳島、米子、大分、岡山などに拠点がある会社や法人の監査に携わっています。
田中
私が関与しているのは、大阪に本社がある会社がほとんどですね。
花井
私も愛知県に本社がある会社への関与が多く、自動車関連メーカーが中心です。
田村
全国区の会社もクライアントには多いと思いますが、関与した印象はどうですか?
花井
子どもの頃から知る会社が多いのでイメージが湧きやすいですし、会計士として関与できることにやりがいを感じます。
田村
ところで、皆さんはIPOにも関与されていますか?
重永
私は現在、医療の臨床検査を請け負う会社に関与しています。
花井
私が関与しているのは自動車リース会社です。主要産業の周辺でもIPOは起こりやすいと感じています。
田村
地方でもIT系企業や大学発ベンチャーがIPOを目指すなど、監査法人を探しているケースは増えていると思います。
田中
大阪事務所ではかなり増えており、IPOに関与している大阪事務所の職員は多いと思います。ただ、私は当初IPO業務に消極的でした。
田村
それはなぜですか?
田中
知識も経験も浅い自分が関与しても貢献できないと思ったからです。
田村
IPOでは指導的な役割が求められる場面も多いですから、そう思うのもわかります。
田中
しかし、実際に関与してからは積極的に携わりたいと考えが変わりました。クライアントの経理部門の方も私をすごく頼りにしてくださいますし、貢献できているという実感をもてるようになったので。
田村
東京の澤さんはどうですか?
社数は少ないですが関与しています。「会計士にとっては上場監査がテキストで、IPOは答練」という考え方もあると先輩から聞き、成長するためにも今後は社数を増やしていきたいと思っています。
田村
上場監査に携わるとその会社の管理体制を学べますし、そこで培った知見をIPOを目指す会社の指導にも活かすことができます。そのサイクルが会計士としての成長を早めるので、太陽が地区事務所でもIPO業務に注力する理由の一つになっています。他に注力している業務はありますか?
田中
私の場合はパブリックで、出身高校の監査に携わっています。ご縁があり、希望してアサインしていただきました。学生時代から目指していた会計士となって母校の門をくぐれたことは、非常に感慨深いです。
田村
地元ならではのエピソードですね。愛着のある会社や法人があればアサインしてもらえる組織の柔軟性も、地区事務所は一層高いと思います。

恵まれた成長環境は、地区を問わず全国共通。

業務を通じて成長を実感できていますか?

田村
地区事務所の特長として、監査現場でパートナーと仕事する機会も多いのでは?
花井
そうですね。仕事ぶりを間近で見られるので非常に勉強になります。パートナーの方のデスクも私たち若手と同じ空間にあり、コミュニケーションも取りやすいです。
田中
職階が上の方と距離は近く、親身にサポートしてくださいます。また、同期の存在も大きな励みになっています。人数が多過ぎないので繋がりが強く、仕事で悩みがあっても解消し合えるので、足並みを揃えて成長していくことができます。
田村
成長支援の面では、研修の手応えはどうですか?
田中
とても満足しています。全国のスタッフがオンラインで一緒に受ける研修もありますし、西日本エリアではスタッフやシニアスタッフ向けの研修が不定期で実施されています。
重永
CAMP研修も実務のスキルアップにつながっています。
花井
主査などオブザーバーとして参加される方々と議論しながら実務を学べるので、スキルが定着しやすいです。
田村
質の高い教育を、働く拠点を問わず受けられることも太陽の魅力だと思います。東京で働く同期と実力差がないか、気になったりしますか?
重永
気にならないですね。地域で名門と言われる上場企業に関与できるなど、地方でしか得られない成長体験もできます。
田中
私も気にならないです。「実力をつけるなら東京で就職した方がいいかもしれない」と心配する受験生の方もいると思いますが、大阪だから関与できない業種や監査があるかと言えば、無いと断言できます。
田村
関与できる会社の数も、一人あたりの割合としては東京とほぼ変わらないと思います。リモートが定着したことで、地区から東京の監査チームに加わるケースも増えているので、成長の機会を心配する必要はないと思います。
田中
大阪事務所は国際色も豊かです。海外のメンバーファームから日本に駐在している方も職場にいらっしゃるので、お話をすると会計士として視野が広がります。
田村
海外トレーニープログラムなど、地区を問わず利用できる支援制度が太陽には充実しているので、ぜひ皆さんも手を挙げてください。

個々のキャリアプランを重視し、柔軟に応える監査法人。

今後の目標を聞かせてください。

田中
私はさらにIPO業務を増やし、上場までの道のりをクライアントと一緒に歩むことで自分も成長していきたいと考えています。
花井
私の当面の目標は、上場企業の主査として現場を監督できるようになることです。名古屋は事務所も関与する会社も、規模として大き過ぎず小さ過ぎないので、成長を考えると丁度よいサイズだと感じています。
田村
地区事務所では一人が担う業務が広いので、多くの経験を早く積める分、主査になる時期も比較的早いと思います。札幌を例に挙げると、前任者のそばで主査業務を少しずつ覚え、入所2年目で抜擢されるスタッフもいます。中四国ではどうですか?
重永
札幌のケースに近いと思います。私は地域密着を信条としており、今後の目標としては地場産業の特性や課題を熟知し、多様な会社の監査を通じて地域の経済発展に少しでも寄与していきたいです。
田村
皆さん地区の特性や想いも成長の原動力になっているようですね。東京事務所の澤さんはどうですか?
実は滋賀県出身で、いつか地元に戻る時が訪れるかもしれません。皆さんの話を聞いて、地区事務所に異動しても東京と変わらない成長環境があると実感しました。当面の目標は、まだ関与していない業務を経験し、会計士として専門性を発揮できる領域を見つけることです。
田村
太陽で働くなら、どこでキャリアをスタートするかはあまり重要ではないと私は思います。入所時は地元に近い地区事務所に就職して一早く成長し、後に東京や海外でキャリアを磨くことも可能です。太陽はUターンやIターンを視野に入れている方にも薦めたい監査法人です。