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総括代表社員挨拶

人生を自分らしく生きるうえでも、
仕事を楽しむためにも、
「好奇心」を大切にしてほしい。

太陽有限責任監査法人
総括代表社員(CEO)
山田 茂善

監査業界に変革を求められるからこそ、「人財育成法人」であり続ける太陽

世界を取り巻く環境は刻々と変化し、紛争等による影響が経済活動に波及しています。日本国内に目を向けると、上場企業の不適切な会計処理が表面化する等、会計制度や監査法人のあり方も問われる事態が生じています。だからこそ、太陽では「人財育成」を大きな柱とした多様な施策や改革を一段と推進し、公共財として資本市場の健全性や公正さを保つ番人であり続けます。太陽は、規模としては大手4法人に次ぐ国内で5番手の監査法人ですが、大手の一角を占めるポジションを目指しているわけではありません。監査品質を向上させるための環境整備を十分に行える柔軟性や財務基盤を保ちながら、世の中の動きや企業のビジネスに対して好奇心を持ち、変化を先読みして素早く対応できる組織・人財づくりに注力する方針は、これまでも、そしてこれからも変わることはありません。

クライアントとの信頼関係構築には、「AIが持ち得ない能力」が欠かせない

会計士が存在感を発揮するうえで、急速に進展するAI技術をどう活用するかは重要なテーマです。監査業務の効率化に関する直近のトピックとしては、文書作成やデータ解析等の生産性を3割ほど向上させました。しかしAIは、責任を負うことはできません。企業における意思決定領域に関与する会計士にとって重要なことは、クライアントに信頼される真のカウンターパートとなり、資本市場の番人でありながらも経営のより良い道筋を示すことにあると私は考えています。そのために欠かせないのが、相手の話に耳を傾けて共感できるコミュニケーション能力等の非認知能力です。AIが持ち得ない高度な付加価値を提供するため、教育研修にも注力していますが、知識詰め込み型の座学は適していません。監査で論点となるシーンを再現するドラマを製作し、皆さんの「知る楽しさ」を刺激しながら、会計士に必要な職業的懐疑心やビジネス感覚について養ってもらう等、新しい試みをスタートしています。

太陽で働く会計士に実践してほしい、新解釈の「PDCAサイクル」

「人対人」という場面で真価を発揮してもらうためにも、太陽では品質管理に用いられる「PDCAサイクル」の概念を再定義しました。抱いた「Passion:情熱」が「Dream:夢」に変わり、実現するための「Challenge:挑戦」によって付加価値を高める「Action:行動」につなげてほしいと考えています。そして、このサイクルの起点となるのは「好奇心」だと思います。仕事を楽しむためにも、人生を自分らしく生きるうえでも大切なマインドではないでしょうか。自身の体験から、会計士というのは最も自由が利く職業と捉えています。まずはご自身の人生と仕事を楽しむために、「好奇心」を大切にしてください。そして、太陽というフィールドを存分に活用してください。