Masaaki Yamamura / Yu Saino
INTERVIEW 01

One to Oneでキャリア構築に伴走するコミュニケーション担当制度

各職員に担当者が付き、仕事の悩みなどをカウンセリングする「コミュニケーション担当制度」。
入所1年目から、パートナーに就くまで、キャリア支援が続くことも制度の特徴の一つです。
どのようなコミュニケーションが交わされているのか、ひと組の事例を紹介します。

コミュニケーション担当制度とは
実現のためにアサインメント担当と調整、業務を通じたスキルの向上・キャリアの構築 実現のためにアサインメント担当と調整、業務を通じたスキルの向上・キャリアの構築

Cross Talk年次やキャリアに合わせて
個々が望む成長を支援

お二人の関係性を教えてください。

齋野
私のコミュニケーション担当である山村さんとは同じ業務グループに所属しており、直属の上司にあたります。監査現場で顔を合わせることもあり、私の仕事ぶりや性格についてもよくご存じです。
山村
担当者は日常的にコミュニケーションをとるためにも、原則として業務を共にする者が務めることになっています。半年に一度ミーティングの機会を持ち、本人が関与する監査現場の主査とも情報を共有しています。
齋野
現場や事務所で会う機会が少なくなると、電話や社内のチャットで「最近どうですか?」と頻繁に連絡をくださいます。
山村
齋野さんは真面目な性格で責任感が強い分、悩みを一人で抱え込みがちです。だからこそ気軽に相談でき、頼りやすい存在でありたいと意識しています。

どのような相談をされていますか?

齋野
4年目を迎えましたが、将来の道筋がまだ定まっていないこともあり、キャリアプランについて相談させていただくことが多いです。
山村
齋野さんは、年次的に現場責任者を務める案件が中心になりつつあります。ただ、一人の会計士として経験や視野の幅を広げた方が将来の道筋を探りやすいので、スタッフという立場で関与できる案件やクライアントを増やしてはどうかといった助言をしています。
齋野
私と同じ年次の頃の実体験や他の職員の方々の事例など、様々な観点からアドバイスを与えてくださるので非常に有り難いです。
山村
私は齋野さん以外の職員のコミュニケーション担当も務めていますが、キャリアに関連する相談内容は多岐にわたります。関与したい業種や業務、望む働き方や勤務地など、個々の希望に応じて助言し、実現に向けてアサインメント担当と調整を図っています。

成長できていると感じますか?

齋野
成長できていることは確かです。当初はビジネスに関する理解が浅く、クライアントの信頼を得る上でも改善すべき課題でした。山村さんのアドバイスのおかげで、会計基準に当てはめて商流を理解する大切さや、知識を常にアップデートする必要性に気づきました。
山村
そうした変化が伝わってきますし、各現場から届く評価コメントを見ても成長を遂げていることがわかります。
齋野
現場責任者を務めたことで見つかった課題もあります。現場の円滑なコントロール、チーム内でのコミュニケーションなど、山村さんが実践されてきた手法や経験をお聞きできることも成長に繋がっています。
山村
現在はリモートワークが中心なので、現場責任者には以前に増してマネジメントスキルが求められていると感じます。その意味でも、コミュニケーション担当が本人の立場でキャリア形成をサポートすることが大切だと考えています。
齋野
今後の監査業界で活躍するためにも、高い付加価値をもち、自分のブランドを築いていきたいと思っています。引き続きサポートをよろしくお願いします。
山村
もちろんです。齋野さんはますます伸びていく成長過程にあります。何でも気軽に相談してください。