皆さん、こんにちは！
東京事務所 入所３年目の 内藤 拓也 (ないとう たくや）と申します。
はじめに
「私が会計士の仕事を好きな理由」のブログでは、太陽監査法人に勤務する職員が、月ごとに公認会計士が従事する様々な仕事との出会いや、仕事に対する熱意・魅力についてなどのお話を通して、公認会計士の仕事が好きな理由をお話しします。
公認会計士は、業務上知り得た情報に対する守秘義務を負っており、受験生の皆さんが公認会計士から詳細な業務内容を聞くことが出来ないことや、主たる業務である会計監査には専門的な用語が存在することから、受験勉強中は公認会計士がどのような日常業務を行っているかについて中々イメージし辛いのではないかと思います。
実際に私も、論文式試験の合格発表後の就職活動において、現役で公認会計士として働いている多くのリクルーターから様々な仕事に関する話を聞いたことで、少しだけイメージが付くようになりました。そして、働いてみないと分からない魅力があるということを、実際に働くようになってから気が付くようになりました。
このブログを通して、このような公認会計士の様々な魅力を皆さんへお伝えしたいと考えています！
私が会計士の仕事を好きな理由
公認会計士との出会いと受験生時代
私が“公認会計士”という仕事を知ったのは、高校２年生のときでした。
私は商業高校に通っていたのですが、当時、仲が良かった友人が高校在学中に日商簿記検定１級を取得し、その流れで高校在学中に公認会計士試験の勉強を始めたことを聞き、そこで初めて“公認会計士”という仕事を知りました。
そして、それと同時に「簿記は得意だから、本気でやったら自分も案外うまくいくかも」という思いで、私も公認会計士を目指すことを決意しました。
また、高校の部活動で大きな成績を残せずに引退したことで、大学生活で「何かを成し遂げたい」と考えていたことも公認会計士を目指した理由の一つです。
このような理由で始まった私の受験勉強は、これまで長期間の受験勉強の経験がなかった私には、最初の１年が非常に辛かったことを今でも覚えています(笑)
しかし、そんな“導入期”に、しっかりと基礎を固めていたおかげで、問題集や答案練習の数をこなしていくうちに頭の中で散らばっていた各論点が繋がり、全体感を捉えられるようになっていました。
そして、理解が深まったことでどんどん本気で取り組めるようになっていき、結果として大学２年生という、他の受験生と比べ早い時期で合格することが出来ました。
実際に会計士になってから感じること
公認会計士試験の受験生の就職活動は、論文式試験の翌日から３カ月程度で行われますが、漠然と「早く成長したい」という希望があったことから、年次が若いうちから様々な業務を任せてくれるという話をよく聞いていた太陽を選びました。
太陽への入所が決定してからは学生非常勤として勤務し、大学で講義を受けた翌日にクライアントのオフィスへ赴き、私より遥かに年上の経理部の方にヒアリングする、というような日々を過ごしていました。
ここで仕事を通して初めに感じたことは「会計士の仕事は常に成長のチャンスがある」ということでした。
公認会計士は、若いうちから１人で多くの裁量を持ち、クライアントとの積極的なコミュニケーションが求められることから、会計基準などの専門知識だけでなく、コミュニケーション能力や情報分析能力、論理的な思考能力なども必要とされます。また、会計が表す数値は、様々な取引・事象の結果ですので、クライアントのビジネスや業界・慣行を理解することも、会計士として重要な仕事になります。
そのため、公認会計士は、職業的専門家としての社会的責任を持ち、必要とされる能力のために日々研鑽する環境にある職業だと思います。そして、これらの研鑽を常に率先して行い、活躍されている先輩方や同僚がすぐ近くにいるということも、良い刺激になっています。
以上のように、様々な業務やクライアントとのコミュニケーションを通じて常に成長を実感できる環境にあることが、私が会計士の仕事を好きな理由です。
おわりに
大学生活で「何かを成し遂げたい」と考えたことから目指した公認会計士ですが、試験に合格し、公認会計士試験合格者として働くようになったことで、成長意欲をさらに感じるようになりました。そして、公認会計士という仕事を通した成長の先には、会計の専門家として自己実現をしている自分の姿があると思っています。
私自身まだまだ若手ではありますが、公認会計士という仕事は、常に成長し続けられる職業だと思います。
公認会計士を目指そうかなと迷っている方や、現在進行形で勉強を頑張っている方に「公認会計士は素晴らしい仕事です！」と、自信をもって言えますので、自分を信じて、ぜひ勉強を頑張って頂きたいと思います！
