総括代表メッセージ

太陽は、
誰もが成長実感を得られる
「人財育成法人」です。

太陽有限責任監査法人
総括代表社員(CEO)
山田 茂善

会計士が存在感を発揮するために、監査法人として掲げるテーマ

私たち監査法人は、公共財として資本市場の健全性や公正さを保つ番人であり続ける一方で、変化する環境に適応してこそ進化を遂げられます。太陽は、規模としては大手4法人に次ぐ国内で5番手の監査法人ですが、大手の一角を占めるポジションを目指しているわけではありません。変化を見据えて環境整備を行える柔軟性や、必要な投資を充分に行える体力を、何に活かそうとしているのか。大きな柱として掲げているテーマが、人財育成です。AI技術が急速に進展する中で、会計士が今まで以上に存在感を発揮できるように、多様な施策や改革を推進しています。

AIが持ち得ない、高度な付加価値となる能力を手に入れる

推進する中で注目している能力の一つが、非認知能力です。コミュニケーション能力を例に挙げると、他者と良好な関係を築き、相手の話に耳を傾けて共感できることは、会計士が経営者に対してヒアリング等を行う際に不可欠です。また、リーダーシップや協調性は、チームで協働しながら監査業務を進め、成果を最大化するために必要な資質といえます。業務のデジタル化によって生まれた時間を、AIが持ち得ない高度な付加価値を有する会計士集団へと進化するために割き、人財育成に一層注力していきます。非認知能力を養う際に、教育研修という側面でいえば、知識詰め込み型の座学は適していません。さらに、対象者となるZ世代の若手会計士の皆さんも、意欲的に取り組めるプログラムであることも重要と考えています。会計士に必要な職業的懐疑心やビジネス感覚についても養ってもらうため、監査で論的となるシーンを再現するドラマの製作等、教材の開発でも新しい試みを始めています。大いに期待してください。

最も自由が利く職業だからこそ、具体的な夢を持って働ける

太陽では、グローバルに活躍できる人財育成にも力を入れており、海外で経験を積める制度も充実しています。世界17カ国・23拠点に展開するジャパンデスクは、育成のために用意したステージといっても過言ではありません。また、働き方改革を精力的に進め、90%以上の業務のリモート対応化が可能となっています。働く場所を自由に選べることは、人生さえも変えてくれます。子育てや介護、副業等にも注力しながら会計士として働けるように、週休3日制の導入も検討中です。いずれにしても大事なことは、皆さんが成長実感を得られること。だからこそ、監査法人であると同時に、人財育成法人でありたいと考えています。会計士というのは、最も自由が利く職業だと私は思います。具体的な夢を持ち、太陽で実現してほしいと願っています。