CAREER PATH育った先人たちのキャリアパス #8
薦田 裕介2021年入所 / 東京事務所 シニアスタッフ
アパレル企業でデザイナー、大手不動産会社で営業職を経験。会計士を志し、試験合格後は大手監査法人、M&A仲介会社に勤務。会計士への復職にあたり、より幅広い業務経験を積める部門レスな働き方に惹かれて太陽に入所。
異色の経歴を経て太陽へ。
転機を活かして守備範囲を広げる
- 2022
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のれんに関する評価の検証
のれんの評価といった見積り要素の強い論点は、多角的な検証が必要になり、金額的影響が大きいケースも少なくありません。また、将来の不確実性についてクライアントと見解の相違が生じた場合、監査上受け入れ可能なレベルまで協議していく必要があり、クライアントとのコミュニケーション力も求められます。業務上の悩みや不明点が生じた際は、上司や先輩方が親身になって相談に乗ってくださり、研修で配布される資料も充実しているため、無事に乗り越えることができました。重要な論点の検証を通じて、論点の理解のみならず、クライアントとの業務の進め方などを広く学ぶ貴重な経験になりました。
- 2023
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海外監査人との協働
海外監査人とのコミュニケーションでは、法制度に加えて言葉やカルチャーの違いも壁になります。その中で、日本側の担当者である自分がリーダーシップを発揮し、期日や品質を管理する必要がありました。業務をやり遂げ、海外監査人と協働する方法を身につけることができたのは、国際業務における支援体制のおかげです。太陽はGTIL(グラントソントンインターナショナル)のネットワークファームであるため、現地駐在員のサポートを受けることができます。また、法人内でワークショップ形式による研修が開講され、他のエンゲージメントの担当者と情報交換や問題解決ができる機会も用意されているため、不安はありませんでした。
現在の業務
製造業と不動産業のクライアントをメインに担当
主査や主査補として従事しているのは、エンゲージメント全体のプロジェクトマネジメントやクライアントからの相談対応です。その他、主査ではないのですがコアメンバーとして重要な役割を任されているクライアントもあり、そこでは、グループ監査における海外監査人とのコミュニケーションや、のれんの評価といった見積り監査関連の業務に従事しています。
今後の目標
未経験の領域の監査業務を経験すること
プロフェッショナルとして成長を重ねていくために、会計士としての守備範囲を広げていきたいです。そのためには、グループ出向制度を利用することも有効だと考えています。往査現場でのクライアントとのやりとりの中で、税務について深く理解することも監査を円滑に進めるうえで重要だと感じており、税理士法人に一定期間出向したいと思っています。


