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CAREER PATH

深宮 美和2018年入所 / 東京事務所 スーパーバイザー

経済産業省に入省し、ライフイベントや家族の海外駐在に伴い退職。帰国後、外国人ジャーナリストの取材活動を支援する公益財団法人に勤務。日本の先端分野で活躍するプロフェッショナルの姿に刺激を受け、会計士を志す。

他業界からのキャリアチェンジ
求めたのはハイスピードの成長

大学時代は商学部でビジネスを研究し、約10年勤務した経済産業省では国の政策と民間のビジネス活動との接続に努めました。以前の知見や経験を活かしながら、高度な専門性を有するプロフェッショナルとして社会に貢献できる仕事に就きたいと考えるようになったことが、会計士を目指した動機です。
就職活動中は当初、前職であるパブリック部門の監査業務を希望していました。しかし、大小様々な規模の監査法人で100人以上の職員の方から話を聞くうちに、考えが変わっていきました。民間事業会社等の監査経験を積み、多様なニーズに応えられる会計士になりたいと考えるようになり、部門レスな働き方ができる太陽に入所を決めました。そして入所後、引き出しを拡げるために無我夢中で業務に取り組み、プロフェッショナルとしての礎を築いたのが1年目から3年目のスタッフ時代でした。
パブリックに加え、IPO業務や国際業務等にも幅広く従事しました。クライアント数も多く、業種は20を超えました。1年目を過ぎた頃には、それぞれの経験値である点と点がつながり、線につながっていく感覚を得ました。また、何でも経験してみると新たな発見も多く、未経験の業界や業種にも興味や探究心が拡がっていきました。これらは、部門レスに働けるからこそ経験できたことだと思います。
一方で、OJTを現場で繰り返したことで業務品質が向上していきました。当初は作成する調書も散々な出来でした。気持ちが折れなかったのは、上司や先輩方が粘り強く指導してくださったおかげです。思いやりや育成に対する情熱が、赤字による指摘やレビューコメントからも強く伝わってきました。3年目を終える頃には、自ら監査手続を立案して調書化できるようになっていました。
4年目からは主査業務を担当し、現在は新たな目標を視野に入れながら経験を積んでいるところです。太陽は、中小規模のクライアントも多く、早い年次から多くの科目を経験して会社の全体像を把握することができます。私のように、できるだけ短期間で様々な監査業務を経験し、成長のスピードを加速させたい方にこそおすすめしたい監査法人です。

2018

引き出しを拡げた下積み時代

入所1年目から2年目は、何でも経験したいと希望を伝え、様々な監査業務に従事しました。また、数多くのクライアントに関与することで、ある会社の監査で得た経験が他社の監査にも活きるケースが多くなり、会計士としての引き出しが拡がっていくことを実感しました。理解を深めた業種や業態も多岐にわたります(製造業、レストラン、ソフトウエア、教育サービス、不動産、広告業、ファンド、医薬品、ネットショッピング、コンサルティング業、卸業、金融業、ゲームアプリ、病院、信用金庫、大学、独立行政法人、一般社団法人など)。

2020

業務品質を高めたOJT

現場でのOJTでは、上司や先輩方に粘り強く指導していただきました。そのことが業務品質の底上げという成果となって表れてきたのが3年目でした。作成した調書は当初、赤字による指摘で埋め尽くされていましたが、改善していくことで徐々に減っていきました。上司や先輩方の指摘やレビューコメントは、他の現場の監査業務にも活かせるものだったので、想像よりも短期間で品質を向上させることができました。

2021

主査として全監査業務を実施

入所4年目からは主査業務を担当するようになりました。年間の監査計画の立案からアーカイブまで、全ての監査業務を実施し、格段のレベルアップが求められました。しかし、パートナーとの距離も近く、周囲に相談しやすい環境や雰囲気に支えられ、現在も不安なく主査業務に邁進することができています。

現在の業務

主査業務を実施しながら若手の育成にも注力

職階はスーパーバイザーとして、上場会社、会社法、IPOの監査で主査業務を実施しています。担当しているクライアントは、ソフトウエア業界や外食産業の会社が中心です。一方で、CAMPなどの新人向け研修で講師を務め、自身の体験を交えた助言も行っています。

今後の目標

未経験の領域にチャレンジし、さらに引き出しを増やすこと

会計士として引き出しを拡げていきたいという想いは現在も強いです。今後はグループ出向制度を利用し、アドバイザリーや税務に関する知見を得たいと考えています。