皆さん、こんにちは!
太陽グループ 採用・キャリア開発担当 シニアマネジャー 岩田 猛正 です。
前職では、人材エージェントとして会計士やコンサルタントのキャリア支援に携わり、太陽グループとも長く関わってきました。現在は、採用活動に加え、キャリア形成のサポート、法人間出向の支援、グループ連携の推進などの『人の可能性を広げる仕組みづくり』に取り組んでいます。
皆さんがリクルートイベントでお会いする人たちは、基本的に『現場で活躍している会計士』だと思いますが、このブログでは、『採用・キャリア開発のプロフェッショナル』として業務に従事してきた私から、皆さんのキャリアデザインのためになるお話をしたいと思います!
はじめに
皆さんが痛いほど感じていらっしゃるとおり、会計士は難関資格であり、膨大な学習時間を積み重ねて、ようやく手にする資格です。だからこそ合格した瞬間には大きな達成感があると思いますし、私自身、その努力に大きなリスペクトを持っています。
一方で、キャリアという観点で見れば、本当の勝負はそこから始まります。
試験の合格はゴールではなく、会計士としてのキャリアをデザインするスタートラインなのです。
採用やキャリア支援に携わる中で感じるのは、活躍する人とそうでない人の違いは、「資格の有無だけではない」ということです。
- どんな環境で経験を積んだのか?
- どんな挑戦をしてきたのか?
- どれだけ専門性の幅を広げてきたのか?
そうした積み重ねが、数年後、そして十年後のキャリアに大きな差を生み出します。
この点、私は前職の人材エージェント時代から、太陽グループには強い魅力を感じていました。
そして現在は、実際に「その組織の一員として」採用や組織開発に携わっています。
そこで、私から皆さんには、採用・キャリア支援に携わってきた立場と、太陽グループの当事者としての立場の両面から『太陽グループの魅力』をお伝えしたいと思います!
「どの法人に入るか」ではなく「どんな会計士になるか」
受験生の皆さんからは、よく「どの法人に入るべきですか?」という質問をいただきます。
もちろん、就職先を選ぶことは重要です。一方で、私がキャリア支援や採用に携わってきた中で、より大切だと感じていることは、その先で「どんな会計士になりたいか」を考えることです。

会計士のキャリアには、様々な形があります。監査の専門性を極める人もいれば、アドバイザリーの道に進む人、海外案件や海外駐在に挑戦しながらグローバルに活躍の幅を広げる人、果ては独立する人もいます。
いずれにせよ、長期的に市場価値を高め続ける人には、ある“共通点”があります。それは、「自分の可能性を一つの領域に限定していない」ということです。
そのため、就職活動では「どこに入るのか」のみならず「どんな経験ができるのか」という視点が、非常に重要となります。
太陽グループで広がるキャリアの選択肢
グループ連携の強み
太陽グループには、監査、税務、アドバイザリー、経理実務支援など、異なる専門性を持つ法人・組織があります。そして、それぞれが一定の規模と専門性を持つという、業界でも珍しい強みがあるのです。
各グループ会社が独立して専門性を高めながら、グループ内部でも横断的に連携することにより、お客様への提供価値と職員一人ひとりの成長機会の両方を広げています。

もともと、人材エージェント時代に外から太陽グループを見ていて感じていたのは、そのポテンシャルの大きさでした。
太陽グループでは、監査法人の職員がアドバイザリーや税務、経理実務支援に挑戦したり、その反対(他のグループ会社から監査法人に出向する職員)もいたりします。さらに、出向という形のみならず、例えば他のグループ会社からスポットの案件に関して応援要請が出ることがありますが、スタッフの年次であっても手を挙げれば短期間から挑戦できます。
このようなグループ間の出向や業務体験プログラムのほかにも、グループ全体として色んな形で職員の挑戦を支援しており、各グループ会社で実施された研修の相互開放、交流イベントなどを通じて人材の流動性が高く、ゆえに多様なキャリアの接点が存在しています。
監査だけではない。税務だけでもない。アドバイザリーだけでも終わらない。
それぞれの専門家が各法人に存在するだけではなく、グループとして連携しながら価値を生み出している。この環境は、会計士としての可能性を広げるうえで、大きな強みです!
実際に入社してみると、その可能性は、上記のとおり想像を超えていました。

『見る側』だけではなく『作る側』を経験できる
監査は、財務諸表や内部統制などを『見る側』の立場ですが、アドバイザリーや税務などは、皆さんのイメージ通り、企業の仕組みを『作る側』に関わります。
立場が変わると、同じ会計の知識を使っていても、見える景色は大きく変わります。
- 業務フローや内部統制を整備・運用する苦労
- 会社の決算締めや税務申告、法定調書を作成する難しさ
- 様々な関係部署との調整の重要性
『作る側』では、こうした数字が生まれるプロセスやそのものに向き合うことになります。
こうした経験を今度は監査に持ち帰ることができれば、クライアントとの対話にも厚みが生まれます。
数字を見るだけではなく、その背景にある経営の課題や現場の実態を理解しながらコミュニケーションが取れるようになるためです。
このように、
『見る側』と『作る側』の両方を知ることは、会計士としての解像度を高める成長機会になるのです。
グローバルなキャリアへの選択肢
皆さんの中には、
「いつか海外に関わる仕事をしてみたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?
ご安心ください!
太陽グループにはASEANを中心とした海外ネットワークがあり、多くのクロスボーダー案件や海外進出支援を行っています。そして興味深いのは、そうした案件に関わるメンバーの多くがグローバル人材だったわけではないということです。

最初から海外留学の経験があったり、英語がペラペラだったりする必要は、ないんです!
- まずは国内で地道に専門性を磨く
- クライアントから信頼を得られるようになる
- その先で海外案件や海外駐在に挑戦する
そんなキャリアを歩んでいる人が、数多くいます。
グローバルなキャリアは、限られた一部の人だけのものではなく、専門性を磨き続けた先に広がる選択肢の一つなのです。
キャリアを試せる「やってみる」の仕組みづくり
キャリアの選択肢は、存在を知るだけでは自分ごとになりません。まずは別のグループ会社のサービスや仕事内容を知り、興味を持ったら実際に体験し、その経験を通じて自分の得意なことや進みたい方向を考える。この流れが大切です。

この「やってみる」のプロセスこそが、キャリアの形成において一歩踏み出すために重要なことです!
それを後押しするためにも、太陽のグループ連携の仕組みがあるのです。
キャリアは、最初に選んだ法人や業務だけで決まるものではありません。経験を重ねる中で関心が変わったり新しい得意分野に気付いたりすることがあります。だからこそ、自分の可能性を一つに限定せずに、学び、挑戦し、考え続けることが大切であり、就職活動においても、やってみたいことや突き詰めたいことを最初から絞ろうとしないことが重要だと思っています。
これからの時代に必要なこと
専門性を掛け合わせられる人が求められる
ここまでの内容で、
太陽グループには、皆さんが自分のキャリアを自分でデザインするための多様な仕事、制度があることが、よくわかって頂けたかと思います。
ところで…
これからの時代は、どのような人が求められると思いますか?
AIの進化により、会計業界では定型業務や情報整理の急速な効率化が進んでいます。だからこそ、これからの時代は『何か一つだけできる人』ではなく『専門性を掛け合わせられる人』なのではないかと考えています。
- 監査も分かる
- アドバイザリーも分かる
- 税務や経理などの実務も分かる
- グローバルに活躍できる
そんな、複数の視点を持つプロフェッショナルです。
今の例は、とっても理想論を振りかざしているかのように聞こえたかもしれませんが、大切なのは、何でも浅く経験することではない!ということです。焦らなくて大丈夫です。まずは、自分の軸となる専門性を磨き、その上に新しい経験を重ねていくことです。
太陽監査法人では、これを『スペシャルなゼネラリスト』とも呼んでいます。

太陽グループの多様なフィールドは、その『掛け算』に挑戦するための選択肢になります。
異なる専門家たちが同じグループ内で連携しているからこそ、職員全員が一つの専門性に閉じずに成長することを可能にしているのです。
組織として職員の挑戦を支える環境が求められる
組織の中に選択肢や制度があっても、相談しづらければ一歩を踏み出すことはできません。
この点、太陽グループには、法人の垣根や職階を越えて相談し、新しいアイデアや挑戦について率直に話し合えるような風土があります。
これは、決して当たり前ではありません。
実際、グループ連携という役割も最初から仕組みとして存在していたわけではありません。
「もっと面白いことができるはず」
「もっとお客様に価値を届けられるはず」
そんな想いから始まった取り組みが少しずつ広がっていき、今ではグループ間で協力し合う文化へとつながっています。
太陽グループには、パートナーやマネジメント層に対して「役職が高いから話しかけづらい」という空気があまりありません。むしろ「興味があるなら話そう」「せっかくだから本音で伝えよう」という人が多い印象です。
この風通しの良さと専門性の高さが両立していることが『太陽グループらしさ』だと思います。
私自身、採用活動において、受験生の皆さんには現場の職員やパートナーと直接話してもらうことを大切にしています。その方が、私一人が説明するよりもずっとリアルだからです。
疑問があれば、ぜひ遠慮なく聞いてみてください!きっと、皆さんが思っている以上に率直に、そして熱量を持って答えてくれるハズです。そうしたオープンな対話の積み重ねこそ、太陽グループの風通しの良さや、人と人とのつながりを大切にする文化へとつながっているのです。
さいごに
この記事だけでは、伝えきれないことがたくさんあります。
また、ここまでの内容は、あくまで私自身が採用・キャリア開発に携わる中で感じてきたこと、そして太陽グループで経験してきたことをベースに、ただ私一人の視点でお伝えしたものです。
実際に現場で活躍しているメンバーであれば、また違う魅力を語るかもしれません。もっと挑戦できるフィールドの広さや仕事の面白さについて、話してくれるに違いありません。
もし少しでも興味を持っていただけたならば、ぜひ一度、私たちのお話を聞きに来てください!
様々なフィールドで活躍するメンバーのお話に耳を傾けてもらえたら幸いです。
その中に、皆さんが本当に目指したい会計士像のヒントがきっとあるハズです。
皆さんとお会いできる日を、楽しみにしています!



