皆さん、こんにちは!
東京事務所 入所1年目 中島 省吾 です。
私は専門学校を卒業後、新卒で太陽監査法人に入所し、現在スタッフ1年目として働いています!
はじめに
論文式試験お疲れさまでした!
私は受験生時代、論文式試験日まで不安がいっぱいで、試験が終わった日には解放感から丸一日寝ていたことを、よく覚えています。
試験が終わってからすぐに各監査法人のイベントがスタートしていますが、皆さんの就職活動は順調でしょうか?
入りたい法人がバシッと決まる人もいれば、まだ決まらない人、動き出せてない人もいらっしゃるかと思います。
今回は、私の就職活動の経験をもとに、以下の内容をお伝えしていきます。
- 私の就職活動
- なぜ太陽を選んだのか
- 実際に入ってみてどう感じているか
私の就職活動
私は当時、各監査法人の違いについて全く知りませんでした。
そのため、まずは先輩が就職していた大手監査法人1社と、それ以外の比較対象として、何となく太陽のイベントに参加しました。
イベントは、対面形式とオンライン形式の組み合わせでした。
対面形式ではオフィスツアーがあり、働くイメージをつけることができました。また、多くのリクルーターと直接お話することで、何より法人の雰囲気を感じることができました。
オンライン形式では自宅で気軽に参加することができるため、対面のイベントに比べてリラックスした状態で、色々な話ができました。
特に、太陽のオンラインイベントが最も印象深く、パートナーと1対1でお話することができました。業界ごとに会計論点が異なることや、1年目はとにかく多くの現場を経験して、たくさん質問を行い、自分の意見をもって相談することの重要性など、会計士として成長するためのアドバイスをもらいました。
対面のイベントとオンラインのイベントを組み合わせて参加する形でスケジュールを組むと、融通が利きやすく、たくさんのイベントに参加できるため、オススメです。
数をこなせば法人間で比較できることが多くなり、皆さんの将来像も含めて多くのヒントが得られると思います。ぜひ、積極的にイベントに参加してほしいと思います!
太陽を選んだ理由
そんな私が太陽を選んだ理由は、主に3つあります。
1つずつお伝えしていきます。
① どのグループに配属されても、ありとあらゆる業務に関与できる
私は就職活動を行っていく中で、
「何か軸を持った方がいいのではないか」
と考えていました。
といっても、どんな業務をやりたいかがまったく決まっておらず、悩んでいました。
そこで、太陽のイベントでリクルーターにそのことを話すと、「そんなの、やってみないと分からないし、やってみてから決めればいいんじゃない?」と言われ、その時に「何か軸を持つ」ではなく「まずは様々な業務をやってみたい」という考え方に変わりました。

太陽はご存じのとおり『部門レス』の組織体制になっています。
部門が設けられていないことで、どのグループに配属されたとしても上場企業の監査を中心に、IPO業務、パブリック業務、金融監査、国際業務、アドバイザリー業務といった様々な業務に関与できます。
上場企業の監査1つ取ってみても、クライアントの業種が豊富で、グループごとに極端な偏りが生じていることありません。
この「入所後の配属先を気にする必要がない」という点が、魅力的に感じました。

② 法人とクライアントの規模から会計士として早く成長できる
また、法人やクライアント、チームの規模についても気にしていました。
法人の規模は、クライアントの数・質、そして自分の希望の通りやすさに影響を与えますし、クライアントやチームの規模は、どのような実務経験を積めるかに影響を与えます。そのため、それぞれの規模の良いところを、できる限り持ち合わせた法人がいいなぁと考えていました。
太陽のクライアントは、スモールからミドルサイズの規模が中心となっており、監査チームも平均5人~10人で構成されています。そのため、若い年次から多くのことを任せてもらいやすく、クライアントや監査の全体像も掴みやすくなります。

また、太陽の法人規模は、大手監査法人と他の監査法人の間という独特なポジションにいます。クライアントの多様性がありながら、深く業務に関与できるという、大手監査法人と中小監査法人のそれぞれの長所を兼ね備えています。(詳しくはコチラ!)
このように、法人とクライアントの規模によって成長の機会・仕方が違ってきますが、太陽は最も成長を後押ししてくれる環境ではないかという魅力を感じました。
③ 一緒に働きたいと思った人にたくさん出会えた
太陽のイベントを通して、
スタッフからパートナーまで30人以上の職員と直接話をすることができました。
それぞれ全く違う経験や考え方を持っているため、聞けば聞くほど視野が広がっていくのを感じました。
特に印象的だったのは、職員同士の仲の良さです。
職階関係なく冗談を交えながら気さくに話している様子から、法人全体の温かさや風通しの良さが伝わってきました。そうした雰囲気の中で私も一緒に働きたいと、ワクワクした瞬間でした。
さらにイベント後、特に話をしたパートナー・マネジャーとは個別に連絡を取り、就職活動の相談に乗ってもらっていました。対面で話す時間を作ってくれたり、長文で丁寧に質問に答えてくれたりしたことが本当にありがたかったです。
今でも、仕事を直接一緒にできる機会はまだないですが、事務所で顔を合わせると、よく話をしたり一緒に飲みに行ったりしています。
実際に入所して感じたこと
業務割合
実際に入所して率直に感じることは、
「色々経験できている!」
ということです。
以下は、入所してから現在までの業務割合になります。

上場企業の監査を中心として、
IPO業務、やパブリック業務など、幅広い業務に関与できており、とても満足しています。
上場企業の監査ではB to Cのクライアントへの関与が多かったため、商流などが分かりやすく、仕事をしていてとても楽しいと思います。
また、
IPO業務の経験は、特に成長を感じています。
IPO業務は、上場準備中の企業に対する監査であり、取引や会計処理について疑問に思うことが多くあることや、クライアントとの距離感も近いことが特徴的です。
何か論点が発生した場合には「上場企業ではどうやっていただろう?」という視点で検討することから始まり、原点に立って会計基準にあたること、取引や会計処理の本質を捉え、(主査や先輩に相談したうえで)クライアントに分かりやすく伝える…ということを何度も経験することができます。
このように、1年目でも様々な業務を経験できているのは、太陽ならではの部門レスな組織体制と法人規模だからであると、入所後も改めて感じています。
研修制度
以前まで太陽は12月入所でしたが、私の代から2月入所に変わったというのもあり、入所後すぐに期末監査の忙しい時期に突入することになるため、業務に対する不安を抱えていました。
ですが、
太陽の新人研修である『CAMP研修』によって、その不安はすぐに解消されました
この研修は、同じグループまたは事務所の同期と協力しながら、過去の監査現場で使用した資料をもとに実際に監査調書を作るという、実践的な研修制度です。 現場配属前から実際に監査調書を作成するアウトプット研修を受講することで、スムーズに現場に入って、即戦力として活躍できます。

このCAMP研修では、
監査で日常的に使うExcelの操作も含めて監査調書の作成実務に慣れることができます。
また、研修中は私を含めた10人の新人グループに対して、経験豊富なマネジャーが数名、研修講師として付いてくれるため、分からないことはその場で解決することができました。
同期同士での相談や研修での経験を共有し合あうこともでき、同期とも仲良くなる機会にもなります。
今年のリクルートパンフレットには、
私のCAMP研修の体験談が載っていますので、ご覧いただけると幸いです!

おわりに
改めて、皆さんには多くのイベントに参加していただきたいです!
イベントのスケジュールが昨年からタイトになってきていることもあり、大変かもしれませんが、実際に足を運ぶことで得られる気づきや出会いは、本当に大きいと思います。
私はまだ1年目で受験生の皆さんと近い立場にいます。だからこそ、今の不安や悩みを気軽に話してもらえたら嬉しいです。全力でサポートします。
少しでもこのブログが就職活動のヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!