皆さん、こんにちは!
太陽監査法人 札幌事務所 スタッフ1年目 畠中 瑛司(はたなか えいし)です。
論文式試験を受験された皆さん、お疲れ様でした!
きっと皆さんは試験が終わって早々に就職活動をしなければならず、何から始めればいいか不安で焦っていますよね。このブログでは、そんな皆さんの焦りを解消し、とりあえずの『やるべきこと』を明確にすることができたらと思って、書いています。
私自身、就職活動が始まって何をすればいいかが分からず、遊ぼうにも予定を入れられなくて悩んでいました。まずは、皆さんが気になるであろうことをまとめてみました!
1. 内定までのスケジュール感
2. 内定をもらってから入所までに何かした方がいいの?
3. 入所してからの法人研修・実務はどんな感じ?
4. 補習所はいつ通うの?
5. さいごに、私が太陽に入所した理由
こんなところじゃないでしょうか。
今回、私自身が就職活動中に早く知っておきたかった、受験後~内定~入所~勤務という流れを私の経験をもとに書いていきたいと思います。(あくまでも札幌の就職活動について語っていきますので、そこだけは何卒ご容赦を!)
さいごに、私が太陽に入所した理由も書いてますので、暇つぶし程度にさらっと読んでいただけると嬉しいです。では、いきましょー!
1. 内定までのスケジュール感
札幌では、大手監査法人の法人説明会が特定の日に開催されるようですが、太陽では幅広い候補日の中から自由に選んで法人説明や個人面談(リモートも可)、事務所訪問など柔軟に対応しています。
ですので、この日程の決め方を考慮して、たくさんの法人の説明会のスケジュールを調整していただければと思います。
そんなに多くの法人を見て回る必要があるの?と思われるかもしれないですが、監査法人は仕事の内容や制度に大きな違いはなく、結局の決め手は『一緒に働く人との相性や事務所の雰囲気』という方が多いので、大手に限らず準大手や中小、できるだけ多くの法人説明会に参加することをオススメします!

法人説明会は大体10月半ばまであり、説明会参加後は個別に面談や訪問をすることで、より深く法人を知ることができます。場合によっては、懇親会などで雰囲気をさらに感じることもできます。
法人の雰囲気や職員の価値観は、実はこのようなインフォーマルな場でこそ一番感じられるので、ぜひ積極的に参加してみてください。札幌は人数が限られており、こういった場で補習所の同期との関係性もできていくという副次的効果もあります。
法人説明会や個別面談・訪問、懇親会などを通じて、皆さんの法人選びは固まっていくことでしょう。
そこまでいけば、合格発表日までやることは殆どなくなります。
私は論文式試験が3回目ということもあり、この時期は家族から「合格してるんだよね?」と心配の声を多くもらい、緊張が高まっていった覚えがあります。もし皆さんも、家族からの小言を回避したい場合には、ちょうど暇な時期ですので、旅行でもしてみてください(笑)。
そして、いざ合格発表日!合格したらすぐに就職したい法人に連絡をして、面接を設定してもらいましょう。面接は早ければ当日そのまま実施したり、近日中に実施したりします。比較的早めに内定をもらうことが多いです。内定が出たら、ようやく家族・友達に報告して一安心できますね。
2. 内定をもらってから入所までに何かした方がいいの?
合格発表日から1週間くらいすると、公認会計士協会から書類が届くので、補習所の登録・入所式への申し込みをすることになります。
公認会計士協会準会員の登録は、法人に入所してからでないとできないため、このタイミングでやらないといけないのは補習所関連の手続だけです。
この手続さえ済んでしまえば、今までずっとあった『やらなければいけないこと』は目の前から急になくなり、何かした方がいいの?という焦りのようなものが出てくると思いますが、遊んじゃってください!
ここまでの間にも十分遊ぶ機会はありますが、全てから解放されて遊べるのは、やっぱりこのタイミングなので、羽を伸ばしてもいいかと思います。
この後、12月と1月は隔週に補習所の入所式や講義、課題研究をこなすくらいで、法人の入所式までは余裕がありますし、入所に備えて何か買うものも、入所式用のスーツやスーツケースくらいのものだけで、特に用意するものはなく、忙しくすることもないので、安心してください。
ちなみに私の場合は京都に住んでいて、就職のタイミングで札幌へ引っ越したので、かなり忙しくしていました。合格発表後に物件を探し始めたのでスケジュールはかなりタイトでしたが、案外なんとかなりました(笑)。
就職で札幌に引っ越すことに興味を持たれている方はご相談に乗りますので、法人説明会や個別面談にいらしてください。
ここからは、太陽に入所した後の流れを話していきます。
3. 入所してからの法人研修・実務はどんな感じ?

入所式が東京で実施され、そのまま1週間は倫理研修やマナー講習を受けることとなります。その後、監査について座学を受けて、実際の会計データや証憑サンプルを用いて監査調書を作成していくCAMP研修を受けていきます。
入所時の研修が終わると、いきなり繁忙時期に突入するので、「適切に監査手続ができるだろうか?」とか「どのくらいの忙しさなんだろう?」とか、いろいろと不安になるかと思います。
ですが、ご安心ください!札幌事務所では、クライアントの決算期がある程度分散しているため、繁忙時期と言っても、じっくり考えて丁寧に仕事ができるように業務量を調整しています。
繁忙期の私は、3月決算と4月決算の企業を担当し、忙しい時期が長かったですが、じっくり考える時間を作れるくらいには日程を調整してもらえたので、調書の作り方が分からなくても、研修の内容を基礎にして自分なりにしっかり考えることができました。そのうえで誰にでも質問できる環境があったので、短期間でかなり成長できたと思っています!
期末監査が終わってみれば不安に思う必要などなく、恵まれた状態で期末監査の時期を過ごせてたなって感じました。
4. 補習所はいつ通うの?
繁忙期以外にも、働きながら通う補習所がどれくらい負担になるのか心配ですよね。ここでは、補習所通いの実態について、つらかったことなども交えてご紹介します。
まずは、12月に補習所の説明会と入所式があり、別日程で行われます。講義に関して基本はeラーニングなのですが、札幌では隔週ぐらいの日程で、土曜日に対面の講義があります。
対面の講義といっても、ディスカッションやディベートが多く含まれているので、他法人に勤めている同期と会話する機会が多く、楽しいです。講義の後に何人かでご飯食べに行ったり、飲み会を開いたり、なんてこともあります。
こんな感じで、講義だけだと楽なのですが、補習所といえば、考査と課題研究があります。
先ほどのイラストの下の方の丸を見てください!

補習所の考査や課題研究が多いですよね。1年目には、考査が7回と課題研究が3回分あります。
これが大変でして、入所直後の時期は、東京では研修後にホテルで、札幌では業務後に自宅で考査や課題研究のために毎日遅くまで勉強していて、個人的には、繁忙期よりもしんどかったです(笑)。
どの法人でも、法人内部の研修に加えて、補習所の対面講義と考査の勉強、課題研究が積み重なってきますので、辛くなる時期かなって思います。
私は辛い思いをして乗り切ったので、皆さんには私のようにならないようアドバイスを授けます。
課題研究のテーマは12月下旬、最初の考査の試験範囲も1月中旬には発表されるので、遊ぶのも必要ですが、発表され次第、少しでも取り組んで消化しておくことをオススメします。考査の追試や課題研究の再提出には、自己負担で一定のお金がかかってしまいますので、気を付けてください!
5. さいごに、私が太陽に入所した理由
私が太陽へ入所を決めた理由は、2つあります。
①事務所の雰囲気が自分に合っていたから
②成長できる場所だから
最終的に決めた理由は、上の2つが大きな理由なのですが、初めは年収や教育制度の違い、知名度としての肩書も実際は法人選びの基準にしていました。
ただ、各説明会で、法人間の年収や教育制度に殆ど差異はないという実態を知ったことと、肩書よりも専門性で必要とされる人になりたいと考えるようになったことで、選定基準として除外するようになりました。
そこで一番重視したことが、楽しい場所、成長できる場所を就職先にする、ということでした。
就職活動をする中で太陽は、法人説明会・懇親会で、どの法人よりも一番楽しく会話できたため、雰囲気がいいなと感じました。
加えて、事務所に殆どの職員が出勤していて、質問しやすい環境が整っており、職員全員が成長意欲に溢れていることから、入所を決意しました。入所してからは、特にギャップもなく、成長実感も大きく、楽しく働けているので、選択に間違いはなかったです。
皆さん、太陽の法人説明会にはぜひ来ていただきたいです!
視野に入れていなかった人もきっと候補に入ってくると思いますし、楽しい時間をプレゼントします!後悔はさせませんので!
いかがでしたしょうか?
太陽の札幌事務所では、昨年度に私を含めて新人が3人入所しています。性格の違う3人が別々のテーマで3週にわたってブログを投稿していきますので、ぜひ更新が来たらチェックしてみてください!
ここまで読んでいただいてありがとうございます。では、説明会・面談・懇親会で待っています!