業務・人を知る

Project Story
【8. 業務推進部】

近年のAlの進化により、監査の将来像も変わっていくと言われますが、その様な環境変化の中で、「より効果的な監査の実施や、監査の効率性を飛躍的にアップできる」と語る業務推進部の加藤さん。業務推進部は、現在、RPAやデータアナリティクスを監査現場に浸透させる取り組みをしています。RPAの導入では、「監査の効率化・生産性向上」促進させ、データアナリティクスでは、「データの分析力」の向上を図り、「不正を狙い打つ」監査を目指しています。加藤さんは、通常の監査業務で得た知識や経験をもとに、業務推進部でRPAの導入に取り組み、監査の将来像へのあり方に挑戦しています。

監査環境の変化とRPAへの取り組み

昨今では少子高齢化や長時間労働を背景に「働き方改革」、「生産性向上」といった言葉が定着し、大企業を中心に業務の効率化や働き方の多様化に向けた取り組みが行われています。
これらの取り組みは一般の事業会社のみならず我々監査法人業界においても最重要課題の1つであります。近年の監査業界では監査人員が不足する一方で、急速に変化する監査環境に対応するため、より効果的かつ効率的な監査が求められています。
太陽では個々の監査チームが限られた監査資源の中で最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、監査業務の効率化・生産性向上に向けた様々な取り組みを行っています。その1つとして監査業務推進部では監査現場へのRPAの導入を進めています。RPAとはロボティック・プロセス・オートメーションの略語であり、これまで人間が手作業で行ってきた業務をロボットにより自動化することで業務の効率化を図る取り組みです。例えば、クライアントデータの収集・加工等のルーティン作業にRPAを導入し、これらの作業を人からロボットに切り替えることで、成果物の精度とスピードがアップすることに加え、昼夜問わず作業をすることが可能となります。これにより多くの監査資源をルーティン作業から高度な判断領域へ投入することが可能となります。
また、RPA導入の際に業務フローの見直しを行うことで副次的に業務の品質向上・均質化の効果も期待できます。

これからの会計士に求められるスキル

「働き方改革」や「生産性向上」を前提に、今後、監査業界にもRPAやAIの普及が進み、監査業務のあり方も変わっていきます。その中で、会計士に期待される価値は、新しい事象やイレギュラーな事象が生じた際の判断力や対応力であると私は考えています。年次の浅いうちからこれらの事象を当事者として経験し、最終判断に至るまでのプロセスを経験することでその能力を養うことができます。
業務の効率化・生産性向上をより一層進め、各メンバーが判断領域で活躍する環境を提供していくことが監査業務推進部の役割であり、太陽の強みになると感じています。