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2023.10.06

就活体験記【東京】③

皆さん、こんにちは!
東京事務所 入所1年目 出田 明日香 です。

私は大学を卒業後、建設機械メーカーに3年半ほど勤め、退職後はインドネシアのジャカルタでインドネシア語を1年ほど学びました。帰国後は生化学関連試薬の製造販売及び輸出入を行う会社に勤務しながら会計士試験の勉強を開始し、学習専念を経て、2022年12月から太陽で勤務しています。

はじめに


皆さん、論文式試験本当にお疲れ様でした!

今年は新型コロナウイルス感染拡大が落ち着き、飲み会など各種イベントの誘惑が増えた中での学習は精神的に大変だったかと思います。解放感に浸る間もなく、就職活動が本格化し、忙しい毎日を送っているのではないでしょうか?

私も就職活動の時は、試験の翌日からたくさんのイベントに参加して情報収集をしましたが、どの法人も素晴らしく、体があと何体かあれば行ってみたい法人がいくつかありました(笑)

このブログでは、就活生の皆さんに役立つ情報を発信するために、

  1. 前職から監査法人に転向した理由
  2. 太陽に決めた理由
  3. 実際に働いてみて

についてお話していきます。
少し長くなりますが、就職活動をする上で少しでも参考になる部分があれば嬉しいです!


前職から監査法人に転向した理由


建設機械メーカーでの日々


大学時代、更地だった場所に大きな建物や陸橋が少しずつ組み上がっていく様子を見るのが好きで、そういった現場に少しでも役に立つ何かに関わりたいという思いから、新卒時は建設機械メーカーを志望しました。

その中でも、希望だった生産管理部でメイン製品や1点モノの特殊な機械の受注から出荷までの工程管理を行っていました。
特に工程管理は一筋縄ではいかず、大変なことが多かったですが、自分が担当している機種を街の中で見かける度に嬉しく、また誇らしい気持ちになった事を今でも覚えています。

会計士を目指したきっかけ


生産管理部の仕事は、1年目から担当機種についてかなりの裁量を与えられており、モノの流れについてはしっかりと把握することができました。しかし、社内は部署ごとに分業されていたため、

自分のした手配は、最終的に会計システムへどのように繋がっているのだろう?」

と、経理側の処理については全く把握することができず、また教えてもらう事も難しかったため、モヤモヤが募ることがしばしばありました。

そんなことを思っていた中で、
工場の棚卸立会にやってきた監査法人の会計士の方々の仕事ぶりに衝撃を受けました。

彼らは社内の人間でないにも関わらず、手配の流れ、実際のモノの動きや、会計システムに至るまでを把握し、的確に指摘・質問をしていました。また、会計士の方々に対して丁寧に説明・対応する経理の偉い方々の姿も印象的で、「公認会計士ってスゴイ資格なんだな」と感じました。

監査法人で働くことを志したのは、この瞬間です。
「監査に携われば、1つの会社だけでなく、様々な会社のビジネスを通して、モノの流れとお金の流れを同時に把握することができるのではないか?」と考えました。

太陽に決めた理由


私は社会人になって、ある程度の目的意識などが明確になった状態でこの業界に飛び込んだこともあり、「よく分からないから、とりあえず大手!」という考えは初めからありませんでした。
大手に行かないと決めていたのではなく、大手監査法人とその他の監査法人についてフラットに比較し、最終的に太陽に決めました。

そんな私の就職活動の軸は『挑戦できる環境』『海外駐在の可能性』でした。
ここからは、この2つの軸に沿って、太陽を選んだ理由について書いていこうと思います。

挑戦できる環境


最も重視していた点は、この軸でした。

私が思う『挑戦できる環境』とは、
『組織の意思決定が柔軟であることと、意思決定のスピードが速いこと』だと考えています。

太陽は、まさにそんな組織だと感じたエピソードがありました。
合格発表後に参加した太陽の就活イベント内で雑談をしていた時、「私の希望と太陽の持ち味がピッタリとマッチしているなぁ…」と私が感じていると、

「今から面接しちゃう?」

と言われ、そのまま面接・内定を貰いました。
信じられないスピード感で驚くと同時に、自分に合っていると感じました。

「人手不足だから内定が早かっただけじゃないの?」
と思われたかもしれませんが、入所してからも似たエピソードがあります。

太陽は近年、新規クライアントを多く獲得しているのですが、その中に、前職の経験から私がどうしても関与してみたいと思うクライアントがありました。

ダメ元でアサイン担当に希望を伝えたところ、すぐにアサインしてもらい、驚かされました。
アサイン調整やその他の業務で多忙な中、1年目のスタッフの希望を汲んでくれる太陽が、ますます好きになりました。

他にも、太陽には希望する業務やクライアント等がある場合に、それを叶える手段として『コミュニケーション担当制度』というものがあります。これは、各職員に一人の担当者がつき、仕事の悩みなどをカウンセリングする場であり、ここでも希望業務や仕事の悩みをカジュアルに相談できます。


このように、
相談先がいくつもあり、本当にしっかりと耳を傾けてくれる所が、太陽の良さだと思います。

海外駐在の可能性


突然ですが、
私の人生のキャリアの最終的なゴールは『世界中どこにいても仕事ができる人間』になることです。

そのためには、海外で当たり前に働ける人材になる必要があり、そのステップとして早めに海外駐在を経験したいという思いがあります。
海外駐在のチャンスがあるのは他法人も同じだと思いますが、限られた一部の人だけが行けるようなイメージが、どうしてもありました。

もちろん太陽も「誰でも簡単に、いつでも行ける」というのは違うと思います。
しかし私は、太陽だったら他の法人に行くよりもチャンスは多いと感じました。

その理由として、
太陽が『人材育成法人』を目指しているということが挙げられます。

太陽のトップである総括代表は、グローバルに活躍できる人材育成に力を入れており、世界18か国・24拠点に展開するジャパンデスクは、人材育成のために用意したステージであると考えています。


入所式の総括代表の言葉の中にも、
「畑は用意するので、好きな花を咲かせてください。雑草でもいいです。」というものがありました。

太陽では、個々の自由な成長を後押しするとともに、外部環境の変化に対応できる会計士を育てることを最重要課題の一つとして掲げており、このような組織風土であれば、あとは自分に育つ気があるかどうかの問題だと私は感じています。

『人材育成法人』の考え方については、パンフレットにも記載がありますので、是非ご覧になってみて下さい!

⇩⇩⇩パンフレットはコチラ⇩⇩⇩
  定期採用|採用情報|太陽有限責任監査法人

実際に働いてみて


日々の業務について


以下は、12月に入所してから現在までの業務割合になります。


私の希望として、まずは上場企業の監査をメインに従事し、日本の会計基準の知識を深めるとともに監査の基本をしっかりと身に着けたいと考えています。
また、将来を見据えて国際業務にも挑戦しつつ、IPO業務に従事することによって、指導的機能もしっかり果たせる監査人になりたいと考えています。

改めて業務割合を見てみると、
自分の希望が、そのまま反映されているなぁと感じます(笑)。

また、私が感じた前職と太陽の一番の違いとして、現場に入ってしまえば1年目といえども「プロとしてあなたはどう思いますか?」ということが求められる点です。

一般事業会社であれば、業務は基本的にほぼ『企業特有のスキル』に依存すると思いますので、誤解を恐れずに言うと、1から10まで教えてくれます。

監査法人でも、監査調書の作成方法などの『仕事のやり方』は、勿論先輩がしっかり教えてくれます。
しかし、求められる知識については既に受験で勉強してきたモノが土台であり、知識の面まで1から10までは教えてくれません。
また、どこまでクライアントの理解を深めるのかも、個人に委ねられているように感じました。

一般事業会社よりもさらに、自分がどうなりたいのか、どう在りたいのかを、しっかりとイメージしている事が大切だと思います。

アフターファイブについて


仕事面での太陽の良さについては十分お伝えしましたので、仕事以外での先輩方や同期とのかかわりをご紹介します。

まず、太陽は部活動が盛んです!
東京事務所では、ゴルフ部、フットサル部、野球部、バトミントン部、卓球部などのオーソドックスな部の他、釣り部、ダーツ部、eスポーツ部など一風変わった部もあります。


各部活はそれぞれ、休日や平日の夜に練習会を開いたり、懇親会を開いたりしています。
兼部することも可能で、私は釣り部、ゴルフ部に所属し、試験期間中で溜まりに溜まったコミュニケーション不足を解消していました(笑)。

繁忙期明けの6月には、釣り部の活動でアジ釣りに行ってきました!
様々な職階の人と交流することができ、事務所とは違った一面も見れるので、部活動が盛んなところは太陽の魅力の1つだと思います。


次に、イベントなどの交流も多いです!
例えば、東京事務所では年に1回程度、ホテルミラコスタでの食事会があります。また、監査チームや同じグループの先輩のみならず、部活動を通して知り合った他グループの様々な職階の人やパートナーと飲みに行く機会もよくあります。

勿論、部活動も飲み会も、ともに参加は強制ではないため、参加しないからといって何か不利になることは一切ありません。
太陽の明るい職場の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです!


おわりに


試験までは、合格することを第一に考えて勉強をされてきたと思います。
しかし試験が終わると、今度は合格した後のことを考えなければなりません。
そのうえで就職活動は、自分自身の今後を考える大切な時間になるハズです。

とは言え、
急に考えなければならないと言われても、難しいと感じる方が多いと思います。

そういった方にとって、
こうしたブログを読むことは、非常に手軽で有用な情報収集手段だと思います。

このブログが皆さんの就職活動に少しでも役に立てたなら、うれしい限りです!

皆さんが悔いのない就職活動ができるよう、心から応援しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!