皆さん、こんにちは!
私は大学卒業後に新卒で重工業メーカーに入社し、社会人のキャリアをメーカーでスタートさせました。
同社は年功序列で、終身雇用の典型的な日本企業でした。大きな組織の一員であったためか、仕事への情熱が感じることが出来ず、このままで良いのか悩んだ末に、30歳で一念発起して会計士試験に挑戦し、合格後に大手監査法人で勤務しました。
その後に、人材系の上場企業への転職を経て、2020年6月から太陽で働いています。

このブログを読んでいる方の中には、太陽に興味をもっている一方で、他法人(特に、大手監査法人)への入所も悩まれている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
私は前述のとおり、比較的多くのキャリアを経験してきていますので、ぜひとも就職活動の一助になればと思っています。
今回のブログでは、そのような悩める方々へ、私の感じた太陽と大手監査法人との違いについて、紹介したいなと思います!
太陽と他法人の違い~その1~
太陽のクライアントは全体像を把握できる規模の会社が多い!
大手監査法人に入所すると、メインクライアントの上場企業(及び、そのグループ企業)への監査業務が年間アサインの中心となるケースが多い傾向にあります。
もちろん中堅規模のクライアントも存在しますが、やはりグローバルに展開するような巨大企業が多く、売上高や資産規模が1兆円超の会社も少なくありません。そのため、結果としてアサインは大手クライアントがメインとなることが比較的多くなると思います。
そして大手クライアントは、その全体像を把握することが難しく、いつの間にか割り振られた担当科目に対して、形式的な監査手続を行うことに終始してしまうことがあります。
私が以前に在籍していた大手監査法人のパートナーの方と飲んでいるときに伺った話では、
「ある一定規模を超えると、監査は象を触っているのと同じ感覚である」と言っていました。
具体的には、
「いま触っているところが、足なのか?お尻なのか?分からないくらい、全体像を把握するのが難しい」という例えでした。
その方は優秀で、とてもフランクな人柄でしたが、監査に携わる多くの会計士にとっての本音を言い得ているのではないかと思います。
私の個人的な感覚では、業種の複雑性にもよりますが、“象” の分水嶺が、売上高や資産規模で3,000億円超と考えています。
太陽のクライアントは、上場企業でも上記の “象” 未満のクライアントが多く、全体像を把握しながら監査実務に従事できます。
そのため、担当内容についても、より実質的な検討をする機会が多く、会計士としての成長機会に接する場面がたくさんあるのではないかと思います。
これは、
「クライアントの全体を把握しながら監査をしたい」と考えている人には、大変ポジティブなことかと思います。
太陽と他法人の違い~その2~
一人一人の職員をより大事にしている!
他法人でも、風通しの良さを売りにしている法人はありますが、太陽ほど一人一人の職員を大事にしているところは、なかなか無いのではないかと感じています。
太陽では、一人一人の職員にメンター(コミュニケーション担当)がついており、個々の悩み・希望を吸い上げ、実務へ落とし込んでいます。

大手監査法人を含む多くの組織でも、このようなメンター制度を設けていること自体は、それほど珍しいことではないかと思います。では、太陽は他と何が違うのか?と言うと、以下の2つの特長があります。
1つ目は、メンター役が直属の上司だけにならないようにすることで、まずは「相談しやすい」環境を整えているという点です。
一般的には、その職員が関与しているメインクライアントの上司(パートナーやマネジャーなど)がメンターとなることが多いと思います。しかしそうなると、近すぎる距離が、相談するときの弊害となるケースがあります。
例えば、
悩みを解決するために/希望を叶えるために「今のクライアントを離れなければならない・・・」とか「部門自体を異動しなければならない・・・」といったような選択を強いられるケースに直面したときを、想像してみてください。普段の現場で一緒になることが多い直属の上司では、ちょっとした伝えづらさを感じるのではないでしょうか?
この点、
太陽では、同じグループに属するものの、直接同じチームには属していないマネジャー層が、皆さん一人一人にメンター役として着きます。そのため、「近すぎず遠すぎず」の距離感で、とても相談しやすい状況が作られていると思います。
2つ目は、相談で入手された情報を、聞くだけではなく、きっちりと『アサイン』という形で実現にまで繋げていくという点です。
特に、若手スタッフの要望をこんなにも拾い上げて実現しようと調整しているのは、他の組織を経験してきた私の感覚からすれば「ちょっと聞き過ぎじゃないですか!?」と思う時もあるくらいです(笑)
もちろん、全部が実現しているワケではないとのことですが、「最大限の配慮をしているのだろうな」ということは、感じられます。
私が太陽へ入所する前に見た法人紹介で「退職者が少ない」という記事がありましたが、
上記の理由で居心地が良く、サポートも受けられているからであり、職員一人一人を大事にしている証拠なのだと思います。
個人の意見を大事にする体制をとっている理由に関して、グループのアサイン担当に聞いてみたところ、
「太陽は、これまで複数の合併を経ながら、現在の体制となりました。その背景から全員の考え方・経歴・仕事の手法などが、当然に画一ではない前提からスタートしています。そのため、各人を尊重し、サポートしていかないと業務が滞ってしまうため、職階・年齢に関係なく、個人がどうしたいのか?何に困っているのか?などを大事にする風土が、育ったものなんじゃないでしょうか?」とのことでした。
確かに太陽では、多種多様な経験を積んで会計士となった方など、大手に比べると年齢層が高めのスタッフも働いているように見受けられます。
様々なバックボーンを持った方が、それぞれしっかりと与えられた役割をこなしているため、職階・年齢に関係なく、お互いをリスペクトする環境は、非常に感じられます。また、10年、20年、30年・・・といった勤務の節目に勤続年数をお祝いする制度があります。外資色の強い組織では勤続年数それ自体に重きを置かれることは稀であるので、このような表彰制度を実際に目の当たりにすると、心が温まる感じがします。
太陽と他法人の違い~その3~
パートナーとの距離感が近い!
これは ~その2~ と共通する部分でもあります。
他法人のパートナーも、皆さん気さくで良い人ばかりだったのですが、パートナーとコミュニケーションを取る機会は、太陽に来てから格段に増えました。
監査法人のパートナーは、これまで十数年にわたって、監査だけに留まらず、アドバイザリー・外部出向・海外駐在・業務開発・制度設計・法人運営・・・などなど、様々な業務を経験されてきた、いわゆる会計士業界の猛者です。
太陽がパートナーとの距離感が近いのは、クライアントの規模感などの様々な要因があるとは思いますが、そのような経験の豊富なパートナーとコミュニケーションを取る機会が増えるということは、自分の成長機会がより増える、と言えるのではないでしょうか。
そういった意味では、この点も極めて大きなメリットであると思います。
さいごに
この時期になると、私の大学時代の就職活動を思い出します。
私は文系の大学生で、アルバイトとサークル活動に明け暮れ4年間を過ごしました。その当時は何をやりたいか明確な志望動機を見つけられず、就職活動は会社のネームバリュー、ブランド及び給料等に振り回されていたように記憶しています。
この記事を読まれた方の大半は公認会計士試験の受験生だと思いますので、当時の私とは状況が大きく異なるかもしれませんが、同様に悩みを抱えているのであれば、「この会社(法人)なら長くレギュラーとして活躍できるか」という点に絞るのも、一案なのではないでしょうか。
野球で例えるなら、
ヤンキースのような名門チームよりも、活躍が期待されるエンゼルスのようなところの方が自由にやれて、成功する可能性が高まるように思います。
太陽は、皆さんがレギュラーで活躍する場を揃えています。
是非、一緒に働きましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。