皆さん、こんにちは!
東北事務所 入所1年目 笹森 大地 です。
はじめに
皆さん、論文式試験お疲れ様でした!
体力的にも精神的にも、本当に辛い日々が続いたと思います。まずは、それを乗り越えた自分自身を労ってください。
そして、合格発表までの期間は今まで我慢してきたものを発散し、リフレッシュの期間に充てましょう!
とは言いつつも…、
こちらのブログをお読みになっている方の多くは、就職活動について何をすれば良いのか気になっているのではないでしょうか。
そこで、今回は実際に私が行っていた就職活動や合格発表までの期間にしていたこと、私が所属している東北事務所(地区事務所)の魅力をお伝えしていきたいと思います!
目次は以下のとおりです。
- 合格発表まで
- 入所してから
- 東北事務所(地区事務所)の魅力
このブログが、皆さんの合格発表までの過ごし方や就職活動の参考になれば、とても嬉しいです!
1.合格発表まで
実際に行った就職活動
私の出身は岩手県ですが、宮城県仙台市の専門学校に通っていました。そこで、仙台市に魅力を感じ、就職先は仙台にしよう!と決めていました。そのため、私は仙台に拠点がある監査法人に初めから的を絞って就職活動を行っていました。
ちなみに、監査法人以外にも道はあると思いますが、私は監査業務に興味があったため、監査法人に入ること以外は全く考えていませんでした。
就職活動は、太陽だけでなく他の大手監査法人の説明会にも何度か参加し、監査法人ごとの特色を肌で感じました。その際、どの監査法人にもそれぞれの良さがあり、とても迷いました。
これは自分だけかもしれませんが、説明会に参加した直後、ここに入りたい!と思っていても、別の法人の説明会に参加すると、やっぱりここに入りたい!というように、自分の気持ちが揺らいでしまうときもありました(笑)。
ただ、そんな中でも、最終的には監査法人を自分で決めなければならず、
私は「事務所の人の雰囲気」と「自分自身が成長できる環境か」の2つの軸を大切にし、監査法人を選ぶことにしました。
太陽を選んだ決め手
太陽の特徴は『部門レス』であることですが、それは地区事務所になれば、どの監査法人でも変わらない、(つまり、地区事務所であれば、仕事内容はどの監査法人でも大差がない)と感じていました。
そのため、前述のとおり「事務所の人の雰囲気」と「自分自身が成長できる環境か」の2つの軸で考えていました。
そして私は、説明会等などを通じて、2つの軸の観点で自分の理想に一番近いのは太陽だと感じ、太陽を選びました。
具体的には、
太陽の説明会に2度参加した際、どちらもとても優しく丁寧な方に説明を受け、この先輩のもとで働きたいと思いました。
また、人数が他の法人と比べて少なかったため、先輩との距離が他の法人よりも近く、より手厚いOJTを受けられることに魅力を感じました。さらには、人数の規模と比較しクライアントの数が多く、様々な業種の監査を経験できることも、魅力の一つでした。
地方の就活スケジュール
地区事務所の就活スケジュールの特徴は『超短期決戦』ということです。
私自身、合格発表のその日のうちに面接を行い、内定をもらいました!
私と同じ専門学校に通っていた友人も(別の監査法人ですが)その日のうちに面接を行い、当日中には内定をもらっていました。
つまり、
自分の入りたい監査法人を合格発表までに決めておくことが重要となります。
そのため、論文式試験後から合格発表日までの期間は、とても大切であると思います。
太陽に限らず地方の監査法人を希望している方は、合格発表時点から超短期決戦ということを、ぜひ覚えていてください。
2.入所してから
ここでは、
私が就職活動の時に重視していた「事務所の人の雰囲気」と「自分自身が成長できる環境か」という点について、入所後の感想をお話ししたいと思います。
事務所の人の雰囲気
私が実際に入所して感じたことは、「優しく温かい人が多い」ということです。
先輩方は、質問をしたら丁寧に解決するまで教えてくれます。その際、初めから全てを教わるというより、個人の成長のことも考えて、思考力を身に着けられるように、自分自身で考えることを促してくれます。
また、オフィスの中は明るい雰囲気で、先輩方との距離が近くコミュニケーションを取りやすいです!
先輩方の印象として、「すごい人が多い」という印象もあります。
抽象的ですが、知識量がすごい人、コミュニケーション能力がすごい人、説明がとても分かりやすい人等など、すごい人が本当に多いです。自分も見習わなければならない部分がとても多く、良いところをたくさん見習っていきたいです!!
自分自身が成長できる環境か
私が東北事務所へ入所してから、
特に自分の成長に繋がったと感じたことを4つ、ご紹介したいと思います。
(1)考える時間を与えてくれる
私は入所した当初、与えられた仕事を「早く終わらせなきゃ」と焦ってしまい、あまり理解ができていないまま、とにかく終わらせることを意識していました。
しかし、その姿を見ていた先輩は、「今は早く終わらせるより、理解する方が大事だから」と言ってくれました。その結果、私は焦らずよく考えて仕事に取り組むようになり、より一層成長したと感じています。
(2)様々な業務を経験できる
監査法人と聞くと、上場企業の監査が主な業務内容ではないかと思うかもしれません。
しかし、上場企業の監査以外にも様々な業務があり、それらも経験することで、より成長に繋がると考えています。以下は、私が今まで経験してきた業務の割合です。

このように、上場企業の監査だけでなく様々な業務をまんべんなく経験してきました。
パブリックや金融においては、一般的な会計処理とは異なり、これまで勉強したことのないような会計処理が多々ありました。
例えば、パブリック業務では国立大学の監査を経験しましたが、固定資産の減価償却費を、費用ではなく資本の減少として処理することがあります。
国立大学は主に利益を獲得することを目的とせず、国から交付された資金の使い道を開示することを目的としています。大学には、講堂や研究棟などの収益獲得が通常予定されていない資産があり、仮に減価償却費を費用計上してしまうと、それに対応する収益がなく、このような処理をしているのです。
これは一例に過ぎず、ほかにも一般企業とは異なる会計処理があり、まだまだ勉強しなければならず、それがより成長をもたらすと感じました。
(3)事務所内の環境
初めて何かを行うときは、分からないことが絶対に出てきますが、自分で調べるのにも限界があり、誰かに聞くということも必要になってきます。
そのため、質問がしやすい環境かどうかは、とても大事になります。
太陽全体にも言えることですが、
東北事務所は『事務所の人の雰囲気』でも記載したように、優しく温かい人が多いです!そのため、質問がしやすい環境であることは、間違いないです。
質問した際は丁寧に教えてくれますし、まず「自分の考えは何か」を聞いてくれます。
今後の仕事にも繋がるように指導してくれるため、成長しやすい環境だと感じています。それに加え、分からないときは先輩に質問することの大切さも学びました。
(4)CAMP研修
CAMP研修とは、実際に前期で使用された監査資料を用いて、現預金や有価証券、固定資産等の新人が多く担当する基礎的な科目の監査調書を作成し、監督者(マネジャーなど)が新人の作成した監査調書をレビューし、フィードバックしていく研修です。
いきなり現場に出て監査調書を作るよりも、CAMP研修を通じて、ある程度の調書の見方・作り方を学んでから現場に出たことにより、初めての現場でも慣れないながら、焦ることや戸惑うことが少なかったと感じています。
CAMP研修は、技術面・精神面ともに「監査に少しでも慣れる」という作用があったと感じ、受講できて本当に良かったと思います!
3. 東北事務所(地区事務所)の魅力
東北事務所でも東京事務所のクライアントに関われる
東北事務所では、東京事務所のクライアントの監査に携わることもあり、東京事務所の職員と仕事をすることができます。
そのため、より幅広い業務を経験することができ、成長に繋がると思います。
また、東北だけでなく東京事務所の方ともコミュニケーションを取るため、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。
私も実際に東京事務所のクライアントの監査にいくつか関わっています。それぞれ業種が違うクライアントのため、より幅広い経験ができています!
様々な場所へ行くことができる
東北事務所は宮城にありますが、
私は入所後、同じ東北内の福島・山形・秋田・青森と、色々な場所に出張することができました。
東北には美味しい名産品が多いため、出張は楽しみの一つとなっています!
まだ行ったことのない土地に赴くというのも、経験の一つとして、成長に繋がると思っています。
風通しの良い職場
東北事務所は周りとの距離が近く、オフィスの中も明るい雰囲気です。
そのため、気軽に質問がしやすいです!
また、
仕事仲間と地元(東北)に貢献できる点も、地区事務所の特色の一つです!
さいごに
監査法人の就職活動は、合格発表から内定をもらえるまで本当にあっという間です。
だからこそ、悔いのないような選択をするために、合格発表前から就職活動をすることは大切です。
リフレッシュの時間と就職活動の時間をうまく使い分けながら、合格発表までの期間を過ごしていきましょう!
もし、このブログが皆さんの就職活動の参考になれば、そして太陽に少しでも興味をお持ちいただければ大変うれしいです。
ぜひぜひ東北事務所への入所お待ちしております!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!