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2022.10.07

就活体験記【東京】④

皆さん、こんにちは!
大阪事務所 入所1年目 白井 遼平 です。
私は論文式試験合格後、会計コンサルティング会社に2年半ほど勤め、2021年12月から太陽で勤務しています。
今回は、就活体験記【東京】枠の一つとして、私の就職活動と太陽入所後の日々について、お話していきたいと思います。

はじめに


皆さん、論文式試験お疲れ様でした!
今年は昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大の影響により普段とは異なる状況で学習され、大変だったかと思います。
就職活動も、オンラインで話を聞いていてイメージが湧かないことも多いのではないでしょうか?

私も就職活動の時は、たくさんのイベントに参加して情報収集をしましたが、監査法人で働いたことが無いので話を聞くだけではなかなか具体的なイメージが持てず、どこに行きたいのかを絞るのに苦労しました・・・。

このブログでは、就活生の皆さんに役立つ情報を発信するために、

  1. 前職から監査法人に転向した理由
  2. 太陽に決めた理由
  3. 実際に働いてみて

についてお話していきます。

少し長くなりますが、就職活動での情報不足を解消する一つのツールとして、このブログを読んでいただけたら嬉しいなと思います。


前職から監査法人に転向した理由


大学卒業後、2年間は会計士試験の勉強に専念していたこともあり、論文式試験後の就職活動時は社会人として出遅れていると感じていました。
そのためか、「人とは違った経験を積み、早く成長しなければ!」と思い、まず会計コンサルティング会社の門を叩きました。

会計コンサルティング会社での日々


会計コンサルティング会社は、とても刺激的な環境でした。

同僚や先輩は皆、成長意欲が高く目標を持って働いていたので、私自身もモチベーション高く頑張ることができました。
仕事内容についても、財務デューデリジェンスや決算早期化支援、事業計画策定、事業承継支援など、幅広く会計・税務に関わる仕事に関与することができました。

決してスムーズではありませんでしたが、がむしゃらに仕事と向き合ったのは非常に良い経験です。

当時の先輩からいただいた、
「白井さんはとにかく失敗してもいいから打席に立ってスイングするように!」
というアドバイスは、今でも仕事をするうえで大事にしています。

ある会計士との出会い


コンサルティング会社に入社して3年目に入った時のことです。
クライアントが上場を検討しており、ショートレビュー(短期調査)を受けることに。
私もアドバイザーとして関わったのですが、ショートレビューの主担当であった会計士が、大手監査法人に長く勤務した後に独立され、内部統制やベンチャー支援等の強みを持った大ベテラン3人組でした。

私はヒアリング丸1日と報告会に同席したのですが、たった2日間の往査で経営陣や現場からの声を吸い上げ、決算・内部統制の論点をまとめ、優先順位まで付けて報告と提案をしていたのに圧倒されました。
また、長時間の報告会にもかかわらず、気難しい社長がじっくりと聞き入っていたことが非常に印象的でした。

「監査の知見はこんなにも役に立つのに、今のままではその部分が抜け落ちてしまう」

そう感じた私は、
監査を基礎から学ぶために、監査法人へ転職することを決意しました。

太陽に決めた理由


転職活動時の思い


監査法人では、早く経営陣とディスカッションできる立場になりたいと考えていたため、「自分のペースでチャレンジし、早く成長できるか」を意識して転職活動を始めました。
また、しっかりと監査を学びたいと思っていたので、
長く働けるか」「高い品質の監査を身に付けられるか」という点も意識していました。

私の場合、もともと論文式試験後に多くの就活イベントに足を運んでおり、中小から大手まで様々な法人の面接も受けていたため、ある程度は各法人のイメージをもっていました。

以前の就職活動時から「監査法人に行くなら太陽に行きたい」と思っていたのですが(理由は後述します)、せっかくの転職活動なのでフラットに各法人の話を聞いてみたいと思い、某転職エージェントを利用して、大手から中小まで幅広く情報収集をしました。

また、試験合格時の同期が各法人にいたので、「入社前後でギャップはあったか」「どういう人が評価されるか」など、実際に働いた感想を教えてもらいました。

本当は全ての法人の面接を受けたかったのですが、仕事をしながら合間に面接を入れていたので多くの面接を受けることはできず、最終的に面接は大手監査法人3社と太陽の4つに絞ることにしました。

ちなみに、面接を受ける前の印象は以下の感じです。

余談ですが、就活イベントは可能な限りたくさん参加した方がいいです!
就職活動を悔いなくやりきって入所できれば、多少辛いことがあっても「自分で選んだ道だから」と頑張れると思います。

チャレンジできる風土


入社2年目から手を挙げてアドバイザリーと監査を1:1の割合で関与している人や、修了考査後すぐにトレーニーとして海外に行って武者修行した人がいるという話を聞いており、太陽は、とにかくチャレンジする人を応援してくれる印象がありました。

若手のうちからここまで柔軟に対応できる法人は、珍しいかもしれません。

また、ご存じのとおり太陽は『部門レス』となっています。
私はIPO業務にも興味があるし、医療法人の監査にも興味があり、また、長い仕事人生で一度は海外駐在もしてみたい等、やってみたいことがたくさんあり、

「最初から業務を絞る必要はないのでは?」

と思っていました。
そのため、部門レスである太陽でなら、様々なことにチャレンジできる環境を自分次第で作りやすいのではないかと感じました。

多様性を受け入れる風土


私は転職活動時32歳でしたので、冷静に考えると5年後は37歳。
様々なライフイベントが起こり得る年齢ですので、仕事に対する考え方もきっと変わります。

そんな中で、
「長く働く」ためには、“様々な価値観を持った人が活躍できる” ことが重要だと考えました。

太陽では、以下のような様々な働き方の職員が活躍しています。

  • 週4日勤務(4日間で5日間分の勤務をする形態)
  • 原則残業なし
  • 完全在宅勤務
  • 短時間勤務(育児介護以外の理由でも1時間/2時間の短縮)
  • 非常勤
  • 男性の育児休暇活用


面接前にお話をしたパートナーの方も30代で太陽に入所した方で、
「社会福祉法人の監査にも興味があるし、IPO業務にも興味がある」という私の希望に対し「どっちもやってみたらいいよ!」と言ってくれたり、「〇〇な人がいる、△△な人がいる」と様々な経験を持つ職員のことを教えてくれたり、
ワクワクしながら「色々な人が活躍しているんだ!」と安心したのを覚えています。

『チャレンジできる風土』と『多様性を受け入れる風土』
大きくはこれら2点から、太陽は自分の軸に合っていて魅力的だと感じました。

一方で、監査をしっかりと学びたいと強く思っていたこともあってか、監査品質の面では漠然と「大手監査法人が優れているのではないか」と、不安材料となっていました。

この部分は、面接を通して判断したいと考えました。

実際に面接を受けてみて


試験合格後すぐの面接ではなかったため、まずは面接を突破することを考えていました。
(実際、中途採用の枠に入ってしまい、書類で落ちてしまった法人もありました)

そのため、
太陽を含め各法人の面接では、以下を中心に分かりやすく説明することを心がけていました。

  • なぜ会計士になろうと思ったか?
  • なぜ今監査法人に転職しようと思ったのか?
  • 自身の強みは?
  • 入所後はどのような業務に関与したいか?


私の場合は、特に「なぜ今監査法人に?」という質問が絶対に聞かれると思っていたため、志望動機も含めて最初に伝えていました。
事前準備のおかげでスムーズに話すことができ、どの法人も納得感を持ってお話を聞いていただけた印象です。

また、太陽の面接では、どうしても気になっていたことを質問しました。
それは、

「太陽がどこに向かっているのか」

です。

太陽は今まさに成長中の法人で、クライアント数も業務収入もどんどん増えていっています。

私自身は、こうした成長中の会社の雰囲気が好きなのですが、どんな法人を目指しているのかは、太陽で経験できることと直結するため、聞いておきたかった点でした。

これに対して、

「大手になることを目指してはいない。資本市場の番人として、IPO業務や中小規模クライアントなどの受け皿が必要になってくる。また、BIG4以外のグローバル対応ができる法人も市場から求められている。どちらも担えるような法人にしていきたい。」

という回答をいただき、率直に「面白そう!」と感じ、納得感を持ったことを覚えています。

監査品質についても、太陽は Grant Thornton(グラントソントン)という、海外ではBIG4と呼ばれる会計事務所に次ぐ規模のグローバルファームと提携しています。
グローバル水準の監査メソドロジーが整っているため、大手監査法人と遜色なく高い監査品質を維持できていることを、面接を通して理解することができたので、不安は解消できました。
どの法人も魅力的で甲乙付け難いところも多くあり、結果的に面接を受けたすべての法人から内定をいただくことができたのですが、
「長く働く」上で一番ワクワクして働けると感じた太陽に入社することにしました。

参考までに、面接後の最終的な印象です。

実際に働いてみて

日々の業務について


入所してからの私の業務は、以下のようなイメージです。

3分の2は上場企業の監査、3分の1は入所時の希望に沿って1年目からIPO業務に関与しています。
皆さんがイメージされる比重よりも、IPO業務の割合が多いかもしれません!

業種でいえば、
飲食業(外食チェーン)、ソフトウェア業、製造業など、様々な業種を担当させてもらっています。

担当の科目は、よく1年目のスタッフが割り当てられるような、リスクが比較的低かったり監査上の検証がしやすかったりする科目は、全て担当させてもらいました。

限られた時間の中でも多くの勘定科目の監査を経験できるのは、クライアントの規模が大きすぎない太陽の魅力だと思います。

最近では、少し重要性の高い棚卸資産の監査や、ちょっと背伸びをして新収益認識基準の適用による影響の検討にも関与させてもらっています。
頑張りたい気持ちを汲み取って仕事を振ってもらえているので、充実した日々を送っています!

IPO業務では、新規のIPO準備企業に対して『期首残高調査』という、期末の財務諸表に意見を出すために、まず監査対象期の期首時点(=監査のスタート時点)における貸借対照表残高を調査する業務に携わりました。
(興味がある方は、監査基準委員会報告510を見てみてください!)

過年度の成果物が無く、IPO準備企業なのでクライアント側も監査法人の対応に慣れていません。
クライアント特有の会計処理ルールや細かい資料の見方まで、今後の監査にも必要な情報をクライアントの担当者にヒアリングし、イチから調書を作り上げるのは大変でしたが、いつも以上に実施する手続の意味を考えたり、段取りを意識したりしながら業務に取り組めて、より達成感を得られて楽しく感じました。

今は監査を学びながら、前職で学んだことを生かしてチームに貢献できることが嬉しく、また、適度にストレッチの効いた仕事を頑張ってこなしていくフェーズで、日々やりがいを感じています。
今後は自分がIPO業務の主査になって、担当している会社が上場する経験を味わってみたいと考えています!

前職での経験が生きる


私は前職で日々クライアントの財務データに触れる仕事をしていましたが、他の業種に比べて監査と親和性が高く、今の業務で役立つ部分も多い方だと思います。

皆さん、SWOT分析はご存じでしょうか?
企業が経営戦略や経営計画を策定するために、自社の内部環境と外部環境の分析が不可欠ですが、SWOT分析はその両者を統合的に行う手法です。(論文式試験で経営学を選択した方は、ご存じだと思います!)

私は会計コンサル時代、ある外食チェーン企業の事業計画策定支援プロジェクトに参画しました。この会社は、和食・洋食・カフェなど様々な業態の飲食店を運営しており、各業態についてSWOT分析をしました。

このSWOT分析によって、クライアントがどんな環境に置かれ、稼ぎ頭や問題児が何かなど、クライアントに対する理解を深めることができます。

私は現在、外食チェーン業のクライアントを監査しているのですが、上記の経験から何となく会社が置かれた環境や仕事の流れがイメージできているので、監査で使う資料も理解しやすいです。
また、会計データから様々なことを想像することもでき、クライアントとのコミュニケーションを円滑に行うことができるといった利点もあります。

クライアントの目線を知っていると、
「どんな証憑を依頼し、何を質問することにより、何を検証する必要があるのか」が分かり、効果的な監査に繋がるのではないかと思います。

この経験談を大事に、
クライアントのビジネスをよく理解することは、監査をするうえで私の強みにしたいと思っています。

会計に親和性の無い前職がある方の中には、
「未経験の業界に飛び込んでやっていけるだろうか?」と不安に思う方もいるかと思います。

ですが、心配はいりません!
前職で頑張ってきた経験は、必ず何かしらの役に立ちます。

私の場合、幸いにも前職の経験が監査と親和性があり、ある程度すんなり業務に入ることができましたが、それ以上に、前職で身に付けた以下のような『仕事に対する姿勢』が生きていると感じることも多いです!

  • 現場に行くときは、お互い気持ちよく仕事ができるように心がける
  • 手が空いたら仕事を貰いに行く
  • 悪い報告ほど早く行う、迷ったら相談する


どんな仕事でも、こうした仕事をするうえでのコミュニケーションは経験されるハズです。
実際、業種に関わらず前職がある方が活躍している姿は、もう何度も目にしています。

実際に業務を経験してみると、
知識のみならず経験から活かせることは、必ずあると感じます!

本当に様々な人がいた


太陽は『多様性を受け入れる風土』があるというお話をしましたが、

「どうせリクルートの時だけ聞こえの良いこと言っていて、実際はそうでもないんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは、私が所属している大阪事務所についてお話しますね。

大阪事務所には、様々な経歴の持ち主がいます。
前職が経理の方は複数名いますし、理系の研究者だった方や、元薬剤師の方もいます。
私も大学は理系なので、研究トークで盛り上がったりします(笑)

また、監査経験後に事業会社へ出向し、また監査法人に帰ってきた方や、会計事務所を運営しながら非常勤で働いている方もいて、アサインが同じときには将来のキャリアプランや働き方について色々と教わっています。

働き方についても、実際に何名もの方が週4日勤務や定時までの勤務にされていて、制度があるだけでなくきっちりと運用されていました!
制度導入は大変だったと思うのですが、有難い環境です!

以前、とあるパートナーの方が入所時のご講話で、
「多様性を受け入れられる組織でなければならない」と話されていました。

先輩と話していても、変わった経歴の方の話がよく出てきます。

そういう環境を『魅力』と捉えているのが、太陽監査法人です。

このように、
多様性が本当に歓迎されていると感じる機会が多いことは、入所前と比べて非常に良いギャップでした。

大阪事務所は現在100名程度の規模で、事務所を見渡せばほぼ全員の顔が見えるような距離感です。
上席の方がよく話しかけてくれますし、先輩や同期を含め、皆アットホームなメンバーばかりで楽しいです!
ぜひ一度、オフィスツアーに参加してみてください‼


さいごに


会計士試験に合格してから太陽に入所するまで紆余曲折ありましたが、入所して本当に良かったと日々実感しています。

私がそのように感じる一番のポイントは、
様々なバックグラウンドを持った人が、それぞれの働き方で仕事や家庭、やりたいことを両立しながら、それぞれのペースで仕事をしていて、それが法人として尊重されている点です。

私のような前職がある方の中には、

「前職でも一生懸命頑張ってきたけど、監査経験がない分、出遅れているのでは?」

と焦りを感じている方もいらっしゃるかもしれません。私も、その内の一人でした。

ですが、入所後はそんな焦りや不安は吹き飛びました。
太陽では、本当に様々なバックグラウンドを持った方が、自分の強みを生かしながら働いていました。

ですので、このブログを読んで、

  • 前職ありでも安心して、自分のペースで働くことができる!
  • むしろ、その個性を生かしてイキイキと働くことができる!


と感じていただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
悔いのない就職活動をしてください!

また、このブログを読んで少しでも何か感じ取っていただけた方は、ぜひリクルートイベントでお話しましょう‼